2012年05月23日
2008年 兵隊生活体験会 Vol.3
2008年に某所で開催されました「第1回兵隊生活体験会」の写真レポです。
「なんか遊びたいっすねぇ」と行った私の為に軍曹が企画して下さいました。
このコンセプトは「山に入って野営する事」です。
冬と言う事で1944年冬のイタリア戦線第100大隊B中隊を想定。
今回、昼食に慰問品設定のドーナツを持込みましたが、今思うと微妙でしたね。
もちろんドーナツは美味しかったのですが(w
掩体を掘って警戒する山の中に果たして慰問品が届くかどうか。
そんな例もあったかもしれませんが、やはり不自然です。
糧食は気を使って考えなければいけませんね。
「当時存在する」からOKではなく、部隊の状況や時期なども考慮しなければ、と言う私の反省点です。
合間にドイツ軍陣地の見学に。
写真にはありませんが、実際に隣の丘ではドイツ軍リエナクターが陣地を構築し、野営していました。
掩体の構築も進みました。
本来ならば「防御に完成は無い」の言葉通り、主陣地を作ったら前哨陣地、予備陣地と構築して行き、さらには交通壕で各陣地を繋ぐなど、そこに留まる限りは延々と掘り続けるものでしょう。
さすがにそこまでは中々できないですが(w
前哨でBAR手が警戒に当たります。
歩哨は交代で1晩続けられ、朝まで立ちました。
歩哨に立つ物以外はやや後方で休んでいます。
夜の写真が無いのが残念ですが、それはそれは酷い物でした(w
1晩明けて朝。
周囲の地面が凍りつく寒さでしたが、防寒装備をきちんとしていたので体調を崩す事もありませんでした。
暖房は無く、防寒下着やオーバーコート、レインコートの重ね着による当時の体験です。
朝、歩哨にコーヒーが届けられました。
一杯のコーヒーが本当に温まります。
実は私はコーヒー嫌いで、ブラックなんか普段は絶対飲みませんが、リエナクトメントの時だけは飲みます。
それしか無いから(w
好きな物を用意して楽しむのも良いですが、無い物は無い。
その不便さを楽しむのも面白いですよ。
参加の皆様、お疲れ様でした。
Bco初の本格的な野戦野営で色々と勉強になった会でした。
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今度はホットケーキを支給するよ(w
あと主陣地の外に前哨(前衛)。前哨の前に外哨。
主陣地が中隊なら前哨は小隊。外哨は分隊。
でそれぞれの歩哨がある。