2017年03月02日

リエナクトメント 迫撃砲班 Vol.4

迫撃砲班再現レポート、第4弾をお送りします。

リエナクトメント 迫撃砲班 Vol.4

目的
・冬季装備を使用しての60mm迫撃砲陣地の構築、警戒ならびに射撃要領の体験

想定
・1944年1月 イタリア戦線 カッシーノ近郊 マジョ高地群
Hill 1190

部隊 MortarSection/WPpt/B Co/100Bn/133Reg/34Di
(第34師団、第133連隊、第100歩兵大隊B中隊、火器小隊、迫撃砲班1班)

中隊攻撃命令(詳細は省略)

・敵情
 1190高地一帯において約1個中隊が陣地占領中であると見積もられる。

・我
 中隊は大隊の左第一線となり2個小隊を並列して1190高地西側一帯を攻撃奪取する。
 現在ボルガータ・レ・ノーチに於いて作戦準備中である。

・任務
  1~3pt 省略
  WPt 全般支援(中隊直轄)

・状況想定
中隊主力は集結地にて待機中。前衛小隊が敵と接触。
火器小隊迫撃砲班は集結地において待機、警戒する。

夜が明けました。
本当に長い長い夜でした。
周囲は雪が積もった状況でしたが、雨が一晩中降り続き警戒壕の中にも水が浸入。
※降雨への対策不十分。 シェルターハーフを使用した屋根も半屋根で、水抜き穴も掘ってなかった。

泥水に浸かりながら迎えた朝。攻撃の命令が下達されます。


リエナクトメント 迫撃砲班 Vol.4

リエナクトメント 迫撃砲班 Vol.4


起き抜けにDレーションをかじり、攻撃の準備を行います。
※装備の管理不良。特に火器弾薬は即応性を持たせて可能な限り清潔に管理すべきである。

リエナクトメント 迫撃砲班 Vol.4

リエナクトメント 迫撃砲班 Vol.4

壕から迫撃砲を上げ、泥を取り除きます。
砲口には毛布をかけてあったので中に泥、水は入りませんでした。


リエナクトメント 迫撃砲班 Vol.4

リエナクトメント 迫撃砲班 Vol.4

野営装備や背嚢は残置し、必要な装備だけを身につけて前進の準備をします。


リエナクトメント 迫撃砲班 Vol.4

リエナクトメント 迫撃砲班 Vol.4

リエナクトメント 迫撃砲班 Vol.4

迫撃砲班は射撃位置まで前進し、中隊の前進を煙弾により支援する命令を受け、班長はそれを下達します。
続けて戦闘指導を行い目標、前進経路、順序、警戒方向等も指示します。
時間的余裕がなく、戦闘予行は省略しました。
※戦闘予行まで実施し、各位に任務と行動を確実に掌握させるよう時間の余裕を作らなければならない。


次回に続きます。








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Posted by 先任  at 18:00 │Comments(0)リエナクト

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