2017年07月08日
MVG2017 参加レポート Vol.3
6月16~18日にかけて軽井沢、旧浅間サーキットにて開催されましたミリタリーの祭典、MVG2017に参加してきました。
今回のイベントでの参加レポートはメンバーとして参加してくれたGJ氏のレポートでお送りさせていただきます。
【6/17】天気:快晴
06:00 起床。たっぷり寝れたので目覚めがよかった。高度が高いからなのか朝霧が発生して辺り一面真っ白になっていた。すると霧の中からジープに乗ったKleineがやってきた。久しぶりに会った彼に宿営地を案内した後、調理場へ向かうと既にKP長がバーナーに火を点けて湯を沸かす準備をしていた。
【朝食メニュー:シリアル・スクランブルエッグ・スパム・胡瓜の塩もみ・パイン・コーヒー】
KP長の指示の下、大量のスパムを缶から出し1個を8当分に切り分け、レンジの上に平鍋の蓋をひっかり返し置き、切り分けたスパムを並べていく。フライ返しでスパムの両面を焼いていき、配給トレーの上に並べていき、そのまま平鍋に残ったスパムの油を使い、湯で溶いた粉末卵を焼きスクランブルエッグを作る。その間に他の食材も調理・準備して、当初の時間より若干オーバーしてしまったが配食を開始した。
配食が終わった後、Seignolle・Journal・Abbも徒歩にて合流。Ravaと軽く調理機材を片付けした後、中隊本部前に全員集合し少尉から今後の予定が言い渡された。私は中隊本部に広げたままだった毛布・テントロール一式を片付け、個人装具を持って個人天幕を立てる場所へ移動。4枚組みの個人天幕1棟と2枚組みの個人天幕2棟を建てて本日の就寝場所を確保する。少尉の指示の下、6人で個人天幕を建てていき、4枚組みの個人天幕を建てた所で私たちKPは昼飯の準備に調理場へ戻り、後は残りの者に任せて個人天幕を組み立ててもらった。
【昼食メニュー:食パン・ハンバーグ・マッシュルームスープ・茹で野菜・コーヒー・フルーツ】
10:00 調理場へ戻った私は、Rava氏と大量の牛肉をミンチ機でひたすら回しトレイ山盛りのミンチ肉を作っていく。それに粉を入れ混ぜ、手のひらサイズに成形して55個の種を作って平鍋でしっかり焼いていく。ハンバーグから溢れ出る肉汁と香ばしい香りがテント内に広がり、つまみ食いしたい気持ちを我慢しつつ熱いレンジの前で額に汗を掻きながらハンバーグをひっくり返す。同時にRavaが濃縮マッシュルームスープをお湯で溶かしスープを作り、野菜を茹で、コーヒーを作り、フルーツ缶を開けていく。KP長は調子の悪いバーナーを修理していた。高度が高く空気が薄い所為か火の点きも悪かった。洗浄場のヒーターもいつの間にか消えている事が多々あった。
私がハンバーグをひっくり返している頃、調理場の裏側では、少尉主導の下、コードリールとシャベルを片手に有線の配線作業が行われており、車両が多く通るので道を跨ぐ所はシャベルで溝を掘り、有線が踏まれないように埋設していた。私が調理場の隙間から見た時は、ひと段落したのか煙草を一服している姿が見えた。その時、少尉がなぜか下着姿だったのは謎である。。。
調理を進めていると調理場の前に真新しい制服に物腰の柔らかそうな人物がKP長と親しそうに話していた。(誰だ?)と思ったが、頭のシルバーの2本線のピンバックを見て直ぐに大尉(=中隊長)だと言う事が分かり慌ててその場で敬礼をした。来る事は聞いていたが実際に目にするのは初めてだったので一目で分からなかった。その後、近くに居た本部要員に「私の荷物は何処に置いたらいい?」と尋ねて、中隊本部へ案内されていった。
そうこうしている内に最後の焼きあがったハンバーグをトレーに乗せ終えると、KP長の「メ~スコ~ル!!!」という号令が宿営地内に響き渡る。私は熱々のハンバーグが山盛り乗ったトレーをテント前の配食台に持っていき、兵士たちが来るのを待った。
12:00 前線から戻ってきた歩兵、機甲部隊、空挺隊員とあらゆる科の兵たちが装具を下ろし、メスパン・キャンティーンをカチカチと鳴らしながらやってきた。みな余程腹が減っていたのか、はたまた碌な物を口にしていなかったのか口々に「ヤッホー!ハンバーグだ!」と喜んで受け取っていき、メスホールで美味そうに食事を取っていた。
仲間の兵たちがメスホールで食事を始めていると、宿営地の奥から明らかに友軍ではない緑色のウール服の兵たちが暗い表情で食器を持ってやってきた。どうやら先日の戦闘で捕虜となったドイツ兵たちのようだ。我々のところまで来るとカタコトの英語で「ショクジヲクダサイ」と言って来たので私たちは笑顔でOKと答えた。ドイツ兵たちの顔が一気に笑顔になる。我先に並び食事を貰おうと差し出された食器だが普段のメスパンと違い飯盒だった為、盛り付けに困っり食材も入れずらかった。何とか振り分けて入れる事ができたが、この時思ったのが米軍のメスパンがいかに合理的なのかと実感した。一方でドイツ兵たちが持っていたスプーンとフォークが一体化した物は凄く魅力的で、今度戦場で見かけた時は拾っておこうと思った。
私たちが配食している間、横では大尉が腕を組みながらぼんやりと周囲を見回していた。初めは捕虜を監視でもしているのかと思ったが、後で人伝に聞いた話では各テントの配置場所を確認し、自分ならどう配置するか思案していたそうだ。
全ての兵士が食べ終わり帰っていったら私たちの飯の番だ。エプロンを外しテント横に吊るしていたメスパン・キャンティーンを手に取り、すっかり冷めてしまった飯をKP各々が盛ってメスホールに腰掛けて食べ始まる。食べていると轟音と土埃を立てながら宿営地内を数台のジープとバイクとハーフトラックが先程飯を食べ終えた兵士を満載にして通り過ぎていく。この機甲部隊は前線へ行く様だが何かあったのだろうか?と横目にハンバーグを口に頬り込む。飯を食べ終えメスパンを洗い一息つくと今までの疲れがドッとでてきた。正直しんどかった。が休んでいる暇もなく、調理で使った機材を洗っていき外で乾かしておく。
夕食の準備まで時間ができたので誰も居なくなったメスホールで横になり仮眠を取った。途中、少尉に起こされて「ココで寝るな。個人天幕で寝ろよ」と言われたが目が覚めてしまったので天幕内の個人装具を整え寝床を作った後は宿営地内をぶらぶらした。何やら従軍記者が来ているらしく、カメラを首からぶら下げ紙と鉛筆を手に宿営地内をウロウロしていた。良い記事が書けそうか?と聞くと満面の笑みを返された。又、遠くからは50口径の発射音が時折響いていた。敵の斥候がきているのだろうか?そうこうしている内に夕食の準備時間となり調理場へ向かう。
【夕食メニュー:食パン・クラムチャウダー・ブロッコリー・ピーチ・コーヒー】
16:00 このメニューの時は手間が少なく比較的調理が楽だった。
ブロッコリーを茹で、クラムチャウダーをお湯で溶かせば、ほぼ調理は完了。後は食パンを出し、ピーチ缶を開け、コーヒーを作り配食台に並べ、腹を空かした兵士たちがやってくるのを待ち配った。
途中、大尉が他の現場にも行かなくてはいけないという事で少尉・KP長に軽い挨拶をした後、足早に去っていった。上は上で戦闘はしなくても別で大変そうである。
20:00 機材を片付けたら、ハムとチーズを入れたフードコンテナとバド&コークのビンを腕いっぱいに抱え、中隊本部に行き皆で宴会を始めた。歌ったり笑ったり楽しい話題で盛り上がり、途中で機甲部隊の隊長達が本部へ訪れ、少尉と意気投合して凄く話が弾んでいた。また昼間の従軍記者がやってきて機甲部隊の隊長に近況を事細かに聞きだしていた。本場のインタビューというのを初めて間近で見て、おぉ実際こんな感じなのかぁ~と思っていた。
00:00 楽しい時間はあっという間に過ぎて気付けば日が変わっていたので、まだ盛り上がっている中隊本部を後にして自分の個人天幕に潜り明日に備えて寝た。
・
・
・
レポート3へ続く
やばい。。。写真が全然無いw
インフォメーション
第二回となる日米戦イベント「この戦場は南方」が開催されます。
日本陸軍歩兵(兵階級)として参加可能な人員を募集いたします。
※なお、参加申し込みは7月9日までです!
espg.militaryblog.jp/e847409.html
開催日時:2017年7月15(土)1000~16日(日)1600
参加費:4000円
開催場所:御殿場市内(詳細は参加者の方にのみお知らせします)
内容
イベントとしての想定は厳密には定められておりません。
ここでは1944年の南方島嶼守備隊を基本として装備の参考に上げさせていただきますが、イベント趣旨は軍装の正確さではなく行動を求めるものです。
なので、主催側から示される装備規定を満たしていれば参加可能です。
・前日より教練並びに訓練を実施、交流を深め、日本陸軍歩兵について学びあいたいと思います。
・期間中の食事(土曜昼~日曜昼の4食)は部隊で管理し、準備配食致します(飯盒等の供出お願いします)
・初日の教練および生活については、ここに参加に意思を示して下さった方で実施したいと思います。
・2日目は戦闘状況に入る為、主催側から指定される編成に入り、指揮官の指示により行動いたします。
※「この戦場は南方」に参加される日本兵全員を統制するものではありません。
参加される中で、一緒に行動、生活したい方の募集です。
・必須項目(主催による)
鉄帽
戦帽
軍衣袴(襦袢可)
帯革
銃剣(合法の物)
巻脚絆(ゲートル)
編上靴(地下足袋可)
小銃(三八式 九九式 代用可)
その他、あると尚良い物
雑嚢 水筒 鉄帽覆い 擬装網 など
参考被服
九八式/三式夏衣袴 もしくは十七年制防暑衣袴も可。※濃緑不可
十七年制夏襦袢(いわゆる防暑襦袢)※濃緑不可
十三年制略帽 垂布
巻脚絆
雑嚢(後期の形式推奨)
昭五式/九九式水筒(昭五式水筒紐共※形式不問)
昭五式編上靴(表革など規格低下品可。茶皮のアンクルブーツ代用可) もしくは地下足袋も可。
九〇式鉄帽(偽装網装着)
襟章(織出製三式襟章推奨)着用要領については軍衣、襦袢共に吊下げ式台座使用とし、右胸物入れ上に着用。
1等兵、2等兵推奨。上等兵は事前もしくは当日指定。
吊下げ式階級章当日貸出し可能。
兵器
三十年式銃剣(属品として帯革、剣差)
三八式歩兵銃。属品として前盒×2 後盒×1
(戦闘時にその他の火器を使用される方はご相談下さい。 なお、その場合でも教練は小銃での参加になります)
軽機関銃、擲弾筒等の使用可能な方も募集します。
・推奨項目(案)
被服
靴下(白色のもの)
手袋(いわゆる軍手。全体が白色のもの)
十七年制夏袴下(いわゆる防暑袴下)※濃緑不可
九九式被甲(携帯袋共)
九九式背嚢(九三式背負袋可)
雨外套(九八式、三式)
携帯天幕(支柱、控杭共)
ロ号飯盒(いわゆる現代の兵式ハンゴーと同型のもの)
食器(箸匙アルミコップなど)
個人用偽装網
被服手入具(小刀、糸巻、保革油)
認識票
毛布
日用品
兵器
九七式手榴弾
八九/九八式円匙
小銃実包(安全品)
(小銃用)油缶
衛生材料
三九式包帯包
野営
大天幕使用による管理野営を予定。
土曜夜は状況を切り、宴会とする予定ですが極力雰囲気を保てるようご協力をお願いします。
※参加者の希望があれば夜間状況も考慮します。
上記内容は仮の状態です。
後日変更、修正して行きます。
まずは参加可能か否かの回答をお願い致します。
↓下記は主催の告知ページです。
ご確認をお願い致します。
espg.militaryblog.jp/e847409.html
参加申込みについては、基本各自でお願いします。
私の方でまとめて申込みも可能ですが、その際は御連絡下さい。
また、すでに申し込まれた方、これから各個に申込みする方もその旨、連絡下さると助かります。
なお関西から参加される方。ハイエース便4名まで乗れます。
14日(金)夜中に関西発、16日夜に関西着で行動予定です。
今回のイベントでの参加レポートはメンバーとして参加してくれたGJ氏のレポートでお送りさせていただきます。
【6/17】天気:快晴
06:00 起床。たっぷり寝れたので目覚めがよかった。高度が高いからなのか朝霧が発生して辺り一面真っ白になっていた。すると霧の中からジープに乗ったKleineがやってきた。久しぶりに会った彼に宿営地を案内した後、調理場へ向かうと既にKP長がバーナーに火を点けて湯を沸かす準備をしていた。
【朝食メニュー:シリアル・スクランブルエッグ・スパム・胡瓜の塩もみ・パイン・コーヒー】
KP長の指示の下、大量のスパムを缶から出し1個を8当分に切り分け、レンジの上に平鍋の蓋をひっかり返し置き、切り分けたスパムを並べていく。フライ返しでスパムの両面を焼いていき、配給トレーの上に並べていき、そのまま平鍋に残ったスパムの油を使い、湯で溶いた粉末卵を焼きスクランブルエッグを作る。その間に他の食材も調理・準備して、当初の時間より若干オーバーしてしまったが配食を開始した。
配食が終わった後、Seignolle・Journal・Abbも徒歩にて合流。Ravaと軽く調理機材を片付けした後、中隊本部前に全員集合し少尉から今後の予定が言い渡された。私は中隊本部に広げたままだった毛布・テントロール一式を片付け、個人装具を持って個人天幕を立てる場所へ移動。4枚組みの個人天幕1棟と2枚組みの個人天幕2棟を建てて本日の就寝場所を確保する。少尉の指示の下、6人で個人天幕を建てていき、4枚組みの個人天幕を建てた所で私たちKPは昼飯の準備に調理場へ戻り、後は残りの者に任せて個人天幕を組み立ててもらった。
【昼食メニュー:食パン・ハンバーグ・マッシュルームスープ・茹で野菜・コーヒー・フルーツ】
10:00 調理場へ戻った私は、Rava氏と大量の牛肉をミンチ機でひたすら回しトレイ山盛りのミンチ肉を作っていく。それに粉を入れ混ぜ、手のひらサイズに成形して55個の種を作って平鍋でしっかり焼いていく。ハンバーグから溢れ出る肉汁と香ばしい香りがテント内に広がり、つまみ食いしたい気持ちを我慢しつつ熱いレンジの前で額に汗を掻きながらハンバーグをひっくり返す。同時にRavaが濃縮マッシュルームスープをお湯で溶かしスープを作り、野菜を茹で、コーヒーを作り、フルーツ缶を開けていく。KP長は調子の悪いバーナーを修理していた。高度が高く空気が薄い所為か火の点きも悪かった。洗浄場のヒーターもいつの間にか消えている事が多々あった。
私がハンバーグをひっくり返している頃、調理場の裏側では、少尉主導の下、コードリールとシャベルを片手に有線の配線作業が行われており、車両が多く通るので道を跨ぐ所はシャベルで溝を掘り、有線が踏まれないように埋設していた。私が調理場の隙間から見た時は、ひと段落したのか煙草を一服している姿が見えた。その時、少尉がなぜか下着姿だったのは謎である。。。
調理を進めていると調理場の前に真新しい制服に物腰の柔らかそうな人物がKP長と親しそうに話していた。(誰だ?)と思ったが、頭のシルバーの2本線のピンバックを見て直ぐに大尉(=中隊長)だと言う事が分かり慌ててその場で敬礼をした。来る事は聞いていたが実際に目にするのは初めてだったので一目で分からなかった。その後、近くに居た本部要員に「私の荷物は何処に置いたらいい?」と尋ねて、中隊本部へ案内されていった。
そうこうしている内に最後の焼きあがったハンバーグをトレーに乗せ終えると、KP長の「メ~スコ~ル!!!」という号令が宿営地内に響き渡る。私は熱々のハンバーグが山盛り乗ったトレーをテント前の配食台に持っていき、兵士たちが来るのを待った。
12:00 前線から戻ってきた歩兵、機甲部隊、空挺隊員とあらゆる科の兵たちが装具を下ろし、メスパン・キャンティーンをカチカチと鳴らしながらやってきた。みな余程腹が減っていたのか、はたまた碌な物を口にしていなかったのか口々に「ヤッホー!ハンバーグだ!」と喜んで受け取っていき、メスホールで美味そうに食事を取っていた。
仲間の兵たちがメスホールで食事を始めていると、宿営地の奥から明らかに友軍ではない緑色のウール服の兵たちが暗い表情で食器を持ってやってきた。どうやら先日の戦闘で捕虜となったドイツ兵たちのようだ。我々のところまで来るとカタコトの英語で「ショクジヲクダサイ」と言って来たので私たちは笑顔でOKと答えた。ドイツ兵たちの顔が一気に笑顔になる。我先に並び食事を貰おうと差し出された食器だが普段のメスパンと違い飯盒だった為、盛り付けに困っり食材も入れずらかった。何とか振り分けて入れる事ができたが、この時思ったのが米軍のメスパンがいかに合理的なのかと実感した。一方でドイツ兵たちが持っていたスプーンとフォークが一体化した物は凄く魅力的で、今度戦場で見かけた時は拾っておこうと思った。
私たちが配食している間、横では大尉が腕を組みながらぼんやりと周囲を見回していた。初めは捕虜を監視でもしているのかと思ったが、後で人伝に聞いた話では各テントの配置場所を確認し、自分ならどう配置するか思案していたそうだ。
全ての兵士が食べ終わり帰っていったら私たちの飯の番だ。エプロンを外しテント横に吊るしていたメスパン・キャンティーンを手に取り、すっかり冷めてしまった飯をKP各々が盛ってメスホールに腰掛けて食べ始まる。食べていると轟音と土埃を立てながら宿営地内を数台のジープとバイクとハーフトラックが先程飯を食べ終えた兵士を満載にして通り過ぎていく。この機甲部隊は前線へ行く様だが何かあったのだろうか?と横目にハンバーグを口に頬り込む。飯を食べ終えメスパンを洗い一息つくと今までの疲れがドッとでてきた。正直しんどかった。が休んでいる暇もなく、調理で使った機材を洗っていき外で乾かしておく。
夕食の準備まで時間ができたので誰も居なくなったメスホールで横になり仮眠を取った。途中、少尉に起こされて「ココで寝るな。個人天幕で寝ろよ」と言われたが目が覚めてしまったので天幕内の個人装具を整え寝床を作った後は宿営地内をぶらぶらした。何やら従軍記者が来ているらしく、カメラを首からぶら下げ紙と鉛筆を手に宿営地内をウロウロしていた。良い記事が書けそうか?と聞くと満面の笑みを返された。又、遠くからは50口径の発射音が時折響いていた。敵の斥候がきているのだろうか?そうこうしている内に夕食の準備時間となり調理場へ向かう。
【夕食メニュー:食パン・クラムチャウダー・ブロッコリー・ピーチ・コーヒー】
16:00 このメニューの時は手間が少なく比較的調理が楽だった。
ブロッコリーを茹で、クラムチャウダーをお湯で溶かせば、ほぼ調理は完了。後は食パンを出し、ピーチ缶を開け、コーヒーを作り配食台に並べ、腹を空かした兵士たちがやってくるのを待ち配った。
途中、大尉が他の現場にも行かなくてはいけないという事で少尉・KP長に軽い挨拶をした後、足早に去っていった。上は上で戦闘はしなくても別で大変そうである。
20:00 機材を片付けたら、ハムとチーズを入れたフードコンテナとバド&コークのビンを腕いっぱいに抱え、中隊本部に行き皆で宴会を始めた。歌ったり笑ったり楽しい話題で盛り上がり、途中で機甲部隊の隊長達が本部へ訪れ、少尉と意気投合して凄く話が弾んでいた。また昼間の従軍記者がやってきて機甲部隊の隊長に近況を事細かに聞きだしていた。本場のインタビューというのを初めて間近で見て、おぉ実際こんな感じなのかぁ~と思っていた。
00:00 楽しい時間はあっという間に過ぎて気付けば日が変わっていたので、まだ盛り上がっている中隊本部を後にして自分の個人天幕に潜り明日に備えて寝た。
・
・
・
レポート3へ続く
やばい。。。写真が全然無いw
インフォメーション
第二回となる日米戦イベント「この戦場は南方」が開催されます。
日本陸軍歩兵(兵階級)として参加可能な人員を募集いたします。
※なお、参加申し込みは7月9日までです!
espg.militaryblog.jp/e847409.html
開催日時:2017年7月15(土)1000~16日(日)1600
参加費:4000円
開催場所:御殿場市内(詳細は参加者の方にのみお知らせします)
内容
イベントとしての想定は厳密には定められておりません。
ここでは1944年の南方島嶼守備隊を基本として装備の参考に上げさせていただきますが、イベント趣旨は軍装の正確さではなく行動を求めるものです。
なので、主催側から示される装備規定を満たしていれば参加可能です。
・前日より教練並びに訓練を実施、交流を深め、日本陸軍歩兵について学びあいたいと思います。
・期間中の食事(土曜昼~日曜昼の4食)は部隊で管理し、準備配食致します(飯盒等の供出お願いします)
・初日の教練および生活については、ここに参加に意思を示して下さった方で実施したいと思います。
・2日目は戦闘状況に入る為、主催側から指定される編成に入り、指揮官の指示により行動いたします。
※「この戦場は南方」に参加される日本兵全員を統制するものではありません。
参加される中で、一緒に行動、生活したい方の募集です。
・必須項目(主催による)
鉄帽
戦帽
軍衣袴(襦袢可)
帯革
銃剣(合法の物)
巻脚絆(ゲートル)
編上靴(地下足袋可)
小銃(三八式 九九式 代用可)
その他、あると尚良い物
雑嚢 水筒 鉄帽覆い 擬装網 など
参考被服
九八式/三式夏衣袴 もしくは十七年制防暑衣袴も可。※濃緑不可
十七年制夏襦袢(いわゆる防暑襦袢)※濃緑不可
十三年制略帽 垂布
巻脚絆
雑嚢(後期の形式推奨)
昭五式/九九式水筒(昭五式水筒紐共※形式不問)
昭五式編上靴(表革など規格低下品可。茶皮のアンクルブーツ代用可) もしくは地下足袋も可。
九〇式鉄帽(偽装網装着)
襟章(織出製三式襟章推奨)着用要領については軍衣、襦袢共に吊下げ式台座使用とし、右胸物入れ上に着用。
1等兵、2等兵推奨。上等兵は事前もしくは当日指定。
吊下げ式階級章当日貸出し可能。
兵器
三十年式銃剣(属品として帯革、剣差)
三八式歩兵銃。属品として前盒×2 後盒×1
(戦闘時にその他の火器を使用される方はご相談下さい。 なお、その場合でも教練は小銃での参加になります)
軽機関銃、擲弾筒等の使用可能な方も募集します。
・推奨項目(案)
被服
靴下(白色のもの)
手袋(いわゆる軍手。全体が白色のもの)
十七年制夏袴下(いわゆる防暑袴下)※濃緑不可
九九式被甲(携帯袋共)
九九式背嚢(九三式背負袋可)
雨外套(九八式、三式)
携帯天幕(支柱、控杭共)
ロ号飯盒(いわゆる現代の兵式ハンゴーと同型のもの)
食器(箸匙アルミコップなど)
個人用偽装網
被服手入具(小刀、糸巻、保革油)
認識票
毛布
日用品
兵器
九七式手榴弾
八九/九八式円匙
小銃実包(安全品)
(小銃用)油缶
衛生材料
三九式包帯包
野営
大天幕使用による管理野営を予定。
土曜夜は状況を切り、宴会とする予定ですが極力雰囲気を保てるようご協力をお願いします。
※参加者の希望があれば夜間状況も考慮します。
上記内容は仮の状態です。
後日変更、修正して行きます。
まずは参加可能か否かの回答をお願い致します。
↓下記は主催の告知ページです。
ご確認をお願い致します。
espg.militaryblog.jp/e847409.html
参加申込みについては、基本各自でお願いします。
私の方でまとめて申込みも可能ですが、その際は御連絡下さい。
また、すでに申し込まれた方、これから各個に申込みする方もその旨、連絡下さると助かります。
なお関西から参加される方。ハイエース便4名まで乗れます。
14日(金)夜中に関西発、16日夜に関西着で行動予定です。
アロハ桜 植替え作業 実施終了報告。
2023年4月29日 第102回ヴィクトリーショー展示
2023年7月 第103回ヴィクトリーショー展示
MVG2023 in ASAMA WW2アメリカ陸軍機関銃陣地
第101回ヴィクトリーショー 通信機材展示
第100回ヴィクトリーショー 背嚢展示
2023年4月29日 第102回ヴィクトリーショー展示
2023年7月 第103回ヴィクトリーショー展示
MVG2023 in ASAMA WW2アメリカ陸軍機関銃陣地
第101回ヴィクトリーショー 通信機材展示
第100回ヴィクトリーショー 背嚢展示