2024年03月07日

2024年耐寒私物演習 Vol.1

ツイプラで募集があった「耐寒私物演習」に参加してきました。

いや、ほんと私は「参加者」なのです。 今回はマジでw




2024年3月2日 京都府某所にて。

「耐寒私物演習」とは、寒い日に公の組織ではない個人主導で休日に行う訓練の呼称であり、我々の周囲では
2008年2月に三重県で初めて実施されました。

それから16年が経ちましたが、やってる事はさほど変わりません。
何故なら、歩兵の行動と言う基本を繰り替えし実施しているからです。












今回のイベントでは、ドイツ軍とアメリカ軍双方に募集があり、それぞれレギュレーションを遵守する参加者が集いました。
大きな人数ではないため、主催者も一緒に状況に入りながら指揮と統裁を兼ねます。
これはとても大変な事なのですが、今回の主催者(ドイツ軍少尉)は見事にこなしていました。
また共同主催である、アメリカ軍Sgt.も厳しい環境の中で、イベントをコントロールしつつ分隊を指揮しつつで本当に大変やったかと思います。
「あぁ、自分が主催でないイベントってなんて最高なんやろう!」

折しも春と言うのに天候は悪化。
ちらつく程度だったはずの雪はしんしんと降りつもり、あらゆる物を白く包んでいきました。






両軍の参加者は雪の中、自らの装具を並べて点検し、過不足が無いかを確認。






翌日までの糧食を受領。
再現Kレーションは、これ1箱で1食分であり3食も支給されたので24時間は戦えるはずです。






ドイツ軍側も糧食を受領。
Kレーションを参考にしたと言われる「突撃レーション」です。








糧食を背嚢に入れ、装備を全て身に着けます。
総重量は現代戦の兵士達に比べれば軽いと言えると思います(たぶん)
しかし、コットンや革の装備は重量以上に身体の自由を奪います。
今回は更にコットンが濡れて凍った事により、本当に使いづらい事を体験しました。
これぞ「本だけからは得られない知見」ですね。 良い経験ができました。





今回の演習ではカメラマンとして酒樽蔵之介氏に撮影をして頂きました。
極寒の酷い環境の中、ご協力に心から感謝致します。  


Posted by 先任  at 22:04Comments(0)リエナクト

2024年02月25日

アロハ桜 植替え作業 実施終了報告。

2024年2月23&24日





2018年に植樹した、新しい「アロハ-Sakura」の植替え作業を実施しました。

苗木を植えて約6年。





大きく元気に育った桜は、今の場所では狭いので、より大きく育るように広い所に植替えました。






植替えの作業は、植樹の時からお世話になっている中村造園さんと、日系アメリカ人兵士のReenactmentを行っているグループ「BCo/100Bn」、その他協力者によって実施しました。
初日はあいにくの雨でしたが、2日目は天気もよく気持ちよく作業ができました。








お昼ご飯には「スパム-Musubi(おにぎり)」と、きゃべつとタマネギのブイヨンスープを食べました。

無事に作業は終わりました。




もう、小さな蕾が枝に出来ています。



そして、オリジナルの「アロハ-Sakura」もまた、小さな蕾をつけていました。
春には綺麗な桜の花を咲かせる事でしょう。







4月には「Hanami-party」をしたいと思います。
ご協力下さったすべての方に感謝します。

※作業及び1950年頃の進駐軍MIS(アメリカ陸軍情報部)の再現軍装について、許可を得て実施しています。

アロハ桜についてはこちらをご覧下さい。