2024年03月12日

2024年耐寒私物演習 Vol.4

2024年耐寒私物演習 Vol.4
ツイプラで募集のあった「耐寒私物演習」に参加してきました。
レポートその4です。











朝を迎えました。
0430時に全員を起こし、体調等を確認した後に装具を整えて0500より再度森へ入りました。
未経験者に黎明を体験して貰う為でもあります。
写真は完全い世が明けてからの物です。
全てが凍り付いてました。




朝食を摂ります。
相変わらずのKレーションです。 さすがに3食目なんで本気で飽きてくるかと思えば、状況が状況だけに食えるだけ美味しいしありがたく感じました。






朝食後、小銃が凍りついて泥も付着していたので清掃します。
本来ならば朝食前にやるべき事でしたね。






















訓練科目として分隊での戦闘訓練を実施。
ドイツ軍、アメリカ軍合同で相互躍進、組前進を狭いスペースだったので距離をディフォルメしつつ行いました。
戦闘時の本当に基礎的な行動ではありますが、繰り返し訓練しなければなかなか実際の場面でも行動できるようにはなりません。
リエナクトメントで戦闘を再現するのであれば、これらの行動-訓練は必須であると私は考えています。
前日に行った各個での訓練、射撃姿勢や伏せ、発進要領。
そして2名ないし3名1組で実施する相互躍進、さらに組での前進、それらが充分機能できるようになって、初めて分隊での行動が可能になると思います。
もちろん分隊での行動が出来るようにならないと、小隊での戦闘は成り立ちません。
国内のイベントですと、おそらく中隊規模のイベントが目指せる最大人数かと思います。
中隊での戦闘を行うのであれば、小隊での行動がもちろん必須になるでしょうから、それに備えてこのような訓練を継続して行きたいと思います。

次回へ続きます。




今回の演習ではカメラマンとして酒樽蔵之介氏に撮影をして頂きました。
極寒の酷い環境の中、ご協力に心から感謝致します。


宣伝告知



酒樽蔵之介氏のペンネーム「樽見京一郎」による壮大な戦記ファンタジー   の名を借りた本格「戦争小説」
・オルクセン王国史~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~ 1
発売中です。

一部、軍事監修としてブログ管理員「先任」が協力させていただいております。
是非、ご一読下さい。

そして、野上武士先生による素晴らしい同作品のコミカライズも始まっております!

こちらも是非どうぞ!!

  


Posted by 先任  at 06:08Comments(0)リエナクト

2024年03月09日

2024年耐寒私物演習 Vol.3

ツイプラで募集のあった「耐寒私物演習」に参加してきました。
レポートその3です。



壕を掘りつつ、警戒しつつ。
小隊長より斥候の命令が下りました。

分隊長は斥候を選定し、集合をかけます。



昼間斥候に際し、現在までに得られた敵の情報を始め、斥候で確認すべき項目、時間等について指示を受けます。














最低限の装備で斥候へ出発。
敵の前縁へ近付き、敵情を探ります。
途中、敵に発見され即座に逃げ戻りました。 再度態勢を立て直し、別の経路から近接。
発見され、射撃を受けて撤退。

私の方は射撃を受けていたので、ペアの方が分隊長へ斥候結果を報告。






その後は退避壕の構築に戻り、完成させました。




斥候に出てる間に装具にかけておいたレインコートは完全に雪に覆われていました。
レインコートをかけておいたので、背嚢その他装具は無事でしたが。

分隊長から途中まで掘られていた歩哨壕の構築を命ぜられ、また掘る。
日没後、暗くなるまで掘って、そこからは歩哨として立直。

すっかり暗くなったころに、分隊員から2名が夜間斥候へ出て行きました。

21時頃まで歩哨に立っていましたが、天候が回復せずこれ以上状況を継続するのは危険との主催判断により、状況が中止されました。

以後、夜間は安全地域で暖を取って明け方まで過ごしました。

次回へ続きます。

今回の演習ではカメラマンとして酒樽蔵之介氏に撮影をして頂きました。
極寒の酷い環境の中、ご協力に心から感謝致します。


宣伝告知

酒樽蔵之介氏のペンネーム「樽見京一郎」による壮大な戦記ファンタジー   の名を借りた本格「戦争小説」
・オルクセン王国史~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~ 1
発売中です。

一部、軍事監修としてブログ管理員「先任」が協力させていただいております。
是非、ご一読下さい。







  


Posted by 先任  at 17:00Comments(0)リエナクト