What Price Glory

急に決まったNAM戦野営会。

想定：1967年9月5日 プレイク高原
部隊：第４歩兵師団　第３５連隊　第１大隊　Ｂ中隊
敵：MB地区906高地において1コCo規模の敵が陣地占領中。また山頂に観測所を開設した模様。
我：906高地攻撃のためCOBにおいて作戦準備中

命令：連隊直轄斥候は大隊の攻撃に先立ち906高地の敵情を解明せよ

以下略

●個人携行品
ジャングルファティーグ(３rd～４th)　Ｔシャツ(ＯＤ)　ボクサートランクス　靴下　GIベルト　ジャングルブーツ(パナマ可)
帽子(ブーニーハット)　ドッグタグ

ライトウェイトリュックサック　ポンチョ　ポンチョライナー
ODタオル

小銃手は小銃弾を２８０発携行。
Ｍ56ピストルベルト＆Ｈ型サスペンダー
水筒・キャンティーンカップ　ユニバーサルポーチ　ファーストエイドポーチ　バンダリア
M16A1小銃　手榴弾（レモン）４個ぐらい

斥候組長についてはビノキュラー、地図携行。
無線手については背嚢にＰＲＣ－２５（予備バッテリー含む）装着。　スモーク各種、ＷＰ。

編成：
組長　無線手　小銃手　小銃手


土曜日昼前に我が家に集合。
携行食を作成し、装備を変えて現地へ
想定ヘリボーンにより状況開始。


すでに雨、ざんざか降りｗ






この時期ポンチョ着て山登りは堪えます。　暑い。
しかしまぁ、本当の斥候なら道使っちゃダメなので遥かに楽なんですがしんどい。




途中小休止で水分補給と警戒要領などを勉強。




長めの小休止でまた前進。


偵察目標に達するも、天候で満足な斥候訓練は実施できず。






コンパスの使用要領や、前進法などについて勉強。












また道路横断法、開豁地の行動などを実地で指導。






真っ暗になって食事。
当初、１食のＣレーションを夜と朝に分けて喫食予定でしたが、まだまだ降り続く雨に地形的な心配が増してきたので、全部食べてから下山する方針に変更。

訓練中断となるのは残念ですが、まず身の安全第一ですね。（当たり前ですが）

真っ暗な中、下山。
山道歩いてても見えないって本当に怖いですね。
以前もWW2でやりましたが、良い勉強になりました。



ＬＺに到着して、状況終了。
６時間程度の状況でしたが、色々と勉強になりました。

また機会を作って他の時代、他の軍でもやりたいですね。
今年のＮＡＭ戦はこれでおしまいかな？


しかしまぁ。。。。
今回、あくまで通常の歩兵としての斥候（それでもきちんとできてません。めっちゃ省略し、楽にやってます）体験でしたが、これを行うと長距離偵察だとか特殊部隊って本当にキな人達だと思います。
本や映画で「道は歩くな」だとか「痕跡を消せ」なんて言ってますが、そんな余裕どこにもないですｗ
普通に山道登ってても（しかも１夜分の装備で。鉄砲もおもちゃやし、弾薬もダミーカートなんで実弾に比べたら軽い）ひーこら言ってるんですよね。
それに何と言っても、「敵が居ない」ってわかってやってるんですから精神的な重圧は比べようも無いです（比べるのも失礼だ）

まぁイベントで仕方のない場合を除いて空挺やら特殊（そんなイベント行きませんｗｗ）な人達の格好はとてもじゃないができませんね。
せめて普通の歩兵の真似事くらいは、と思ってもそれも実際には厳しいわけですが。
とは言え趣味の世界なんで、可能な限りの色々を今後も実施して、勉強して行きたいと再確認しました。