2017年05月14日
BCo5月キャンプレポート vol.5
2017年BCo、5月キャンプレポート、その5です。
あ、今更ですが「BCo」について。 BCoって何?って話を見たので書いておきます。
「B-Company=B中隊」です。
WW2期のアメリカ軍は通常、12名で1個小銃分隊、3個小銃分隊で1個小銃小隊、3個小銃小隊と火器小隊で1個歩兵中隊、3個歩兵中隊と1個重火器中隊で1個大隊、3個大隊で1個連隊を編制しています。
我々がよく表記しています「BCo/100Bn」は第100歩兵大隊B中隊の意味です。
多くの軍隊では歩兵がもっとも自分達を意識する単位が中隊であるとされています。
独立して行動可能な戦闘単位の最小規模であり、中隊長(通常少佐、または大尉)と中隊幕僚(中尉)、本部にS1(人事)、S2(情報)、S3(作戦・訓練)、S4(補給)の各下士官が配置されています。
歩兵中隊内の内訳については本サイト「アメリカ陸軍歩兵中隊の編制」を参考にして下さい。
歩兵中隊を構成する人員、火器について一覧にて示しております。
なおこれは編制上の数値であり、実際には多少の例外(主に発生するのは人的、階級的不足)があるのは普通ですが、火器について大きく変わる事はありません。
それは上級部隊の弾薬補給活動にも大きく関わりますので、突然短機関銃がたくさん配備されたりはしないのです。
さて、キャンプ3日目の朝を迎えました。
毎度お馴染みの光景ではありますが、同じことが飽きても続くのが軍隊ですのでご理解下さい。
なお後方地域を想定して実施していますが、朝の起床時間は定められており、きちんと起されます。
せっかくの休日に集まって行う再現キャンプですので、起床からきちんと体験していただいています。
前日同様KP(糧食班)は小銃小隊が起床する1時間以上前から起き、フィールドレンジに火を入れて朝食の準備を始めます。
朝食のメニューはパンのホワイトソースかけ、スクランブルドエッグ、茹でアスパラガス、コーヒーでした。
実はメニューに1点間違いがありました。
フルーツ類の支給が無かった事です。
当初、この日の朝食はオレンジジュースを配る予定で計画していましたが、途中でコーヒーに変更しました。
その際に飲物がフルーツを兼ねる事で省略していたデザート、ビタミン分を補填するのを忘れていたのです。
もちろんKP長たる私の責任です。済みませんでした。
パンのホワイトソースかけですが、ホワイトソースにミンチ肉や野菜を入れて加熱したソースを食パンに絡めたもので、これもアメリカ軍で大変ポピュラーなメニューです。
映画やドラマにもよく登場していますし、私がハワイの第100大隊ベテランズクラブを訪れた際も「歓迎」の為に用意されたWW2再現メニューがこれでした。
実際食べてみて、我々が作っている物とまったく同じだった点に感動しました。
なおどうでも良いエピソードとしては15年くらい前にうちのグループ代表が、教練会で初めて食べさせてくれた再現レーションもこのパンのホワイトソースかけでした。
見た目はともかく、実は結構美味しいメニューで今の日本人が食べてもいけると思います。
みなさん、あっと言う間に平らげてました。
食事後は食器の洗浄。
同じような光景が毎日繰り返される、当時は当たり前の事ですが、これを現代に行うのはなかなか大変です。
食事後、訓練開始までの間に写真を撮ったり髭を剃ったり。
今回はちゃんとユニフォーム着て集合写真撮れました。。。。w
※2年前、最大規模で集まった時に集合写真を撮り忘れ、台湾のミリタリー誌に私服の集合写真が見開きで掲載される失態がありました。。。
次回(たぶん最終回)に続きます。
あ、今更ですが「BCo」について。 BCoって何?って話を見たので書いておきます。
「B-Company=B中隊」です。
WW2期のアメリカ軍は通常、12名で1個小銃分隊、3個小銃分隊で1個小銃小隊、3個小銃小隊と火器小隊で1個歩兵中隊、3個歩兵中隊と1個重火器中隊で1個大隊、3個大隊で1個連隊を編制しています。
我々がよく表記しています「BCo/100Bn」は第100歩兵大隊B中隊の意味です。
多くの軍隊では歩兵がもっとも自分達を意識する単位が中隊であるとされています。
独立して行動可能な戦闘単位の最小規模であり、中隊長(通常少佐、または大尉)と中隊幕僚(中尉)、本部にS1(人事)、S2(情報)、S3(作戦・訓練)、S4(補給)の各下士官が配置されています。
歩兵中隊内の内訳については本サイト「アメリカ陸軍歩兵中隊の編制」を参考にして下さい。
歩兵中隊を構成する人員、火器について一覧にて示しております。
なおこれは編制上の数値であり、実際には多少の例外(主に発生するのは人的、階級的不足)があるのは普通ですが、火器について大きく変わる事はありません。
それは上級部隊の弾薬補給活動にも大きく関わりますので、突然短機関銃がたくさん配備されたりはしないのです。
さて、キャンプ3日目の朝を迎えました。
毎度お馴染みの光景ではありますが、同じことが飽きても続くのが軍隊ですのでご理解下さい。
なお後方地域を想定して実施していますが、朝の起床時間は定められており、きちんと起されます。
せっかくの休日に集まって行う再現キャンプですので、起床からきちんと体験していただいています。
前日同様KP(糧食班)は小銃小隊が起床する1時間以上前から起き、フィールドレンジに火を入れて朝食の準備を始めます。
朝食のメニューはパンのホワイトソースかけ、スクランブルドエッグ、茹でアスパラガス、コーヒーでした。
実はメニューに1点間違いがありました。
フルーツ類の支給が無かった事です。
当初、この日の朝食はオレンジジュースを配る予定で計画していましたが、途中でコーヒーに変更しました。
その際に飲物がフルーツを兼ねる事で省略していたデザート、ビタミン分を補填するのを忘れていたのです。
もちろんKP長たる私の責任です。済みませんでした。
パンのホワイトソースかけですが、ホワイトソースにミンチ肉や野菜を入れて加熱したソースを食パンに絡めたもので、これもアメリカ軍で大変ポピュラーなメニューです。
映画やドラマにもよく登場していますし、私がハワイの第100大隊ベテランズクラブを訪れた際も「歓迎」の為に用意されたWW2再現メニューがこれでした。
実際食べてみて、我々が作っている物とまったく同じだった点に感動しました。
なおどうでも良いエピソードとしては15年くらい前にうちのグループ代表が、教練会で初めて食べさせてくれた再現レーションもこのパンのホワイトソースかけでした。
見た目はともかく、実は結構美味しいメニューで今の日本人が食べてもいけると思います。
みなさん、あっと言う間に平らげてました。
食事後は食器の洗浄。
同じような光景が毎日繰り返される、当時は当たり前の事ですが、これを現代に行うのはなかなか大変です。
食事後、訓練開始までの間に写真を撮ったり髭を剃ったり。
今回はちゃんとユニフォーム着て集合写真撮れました。。。。w
※2年前、最大規模で集まった時に集合写真を撮り忘れ、台湾のミリタリー誌に私服の集合写真が見開きで掲載される失態がありました。。。
次回(たぶん最終回)に続きます。
2024年耐寒私物演習 Vol.4
2024年耐寒私物演習 Vol.3
2024年耐寒私物演習 Vol.2
2024年耐寒私物演習 Vol.1
MVG2023 in ASAMA WW2アメリカ陸軍機関銃陣地
2023年BCo新年会レポートVol.3
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