2018年05月13日
2018年BCo5月キャンプレポ Vol.5
毎年恒例のBCo5月キャンプを実施致しました。
そのレポートvol.5です。
目的
・兵庫MVイベントへの参加。
・歩兵の基本装備の使用法。
・KP(糧食班)の再現、機材取り扱い訓練等。
想定
1944年6月 イタリア戦線 チビタベッキア近郊 後方地域
サン・ガレーノ高地の戦闘を終え、ローマ北方にて442連隊と合流すべく待機中。
部隊
BCo/100Bn(Separate)/34Div
2日目、午後からは通信機材について学びます。
使用するのはBD-71スイッチボード(電話交換機)、EE-8野戦電話、CE-11電話線リールとその属品についてです。
本来、歩兵中隊の有線通信装備としてはCE-11リールセットとその送受話器のみとなっていますが、実際には他の電話機も使用されていたようです。
接続法、呼び出し、感度確認、及びスイッチボードの操作にくわえ簡単な交話法について学びます。
交話法については無線の物がWebサイトにありますので、参考にして下さい。
基本的には60年代は勿論、現代もさほど変わってません。(フォネティックコードは50年代頃にNATOに合わせる形で大きく変わってますので注意が必要です。
付録としてWW2、ドイツ軍の基本交話法も掲載しています。
本来はすべてドイツ軍ならばドイツ語、アメリカ軍ならば英語で行うべきものではありますが、なかなかそこまで出来ないのが現状です。
しかし呼び出しや、基本的な用語だけでも交話法に則って通信を行うと、イベント等でもグッと引き立つ事と思います。
Radioマン 通信手に憧れる方は多いと思いますが、是非イベント等でご利用くだされば、と思います。
掲載資料から早見表、パスケース等を作成し利用していただいて構いません。
小銃小隊が訓練している間に糧食班は夕食の準備を始めます。
さすがに2日目なので慣れた動作で次々メニューをこなしていけます。
これぞ糧食班と言う感じで楽しかったです。
オートミール、ポーク&ビ-ンズ、マッシュポテト、クレソンと山菜のお浸し、パインアップル、コーヒー。
いつもの砂糖、塩、胡椒に加えてコンソメを濃く煮て作った「ショウユ」を用意しました。
クレソンやワラビ等の山菜を摂って食事に出す例が日系部隊にはありました。
ある糧食班の兵士は、砲撃で伏せた所に群生したいた食べれる野草を見つけ、砲撃下で夢中になって摘んだと言う話もあります。
まぁ記憶に残ってるくらいですので、そう滅多にできる事ではなかったと思いますが、そんなエピソードの紹介を兼ねて作ったお浸しでした。
お浸しと言えば醤油が要るやろうと、コンソメ醤油。
これも実際に日系兵達が戦地でやっていた事の一つです。
彼らの多くはハワイで日本食を中心として育っており、醤油は欠かせない調味料だったのでしょう。
携帯レーションに入っているブイヨンスープの粉末を水で溶いて個人でショウユにする者。
軍支給のコンソメスープを煮詰めてショウユを作る糧食班。
どんなものにもかけて食べた、と言う話も残っています。
私もこの時はお浸しだけでなく、オートミールにもかけて見ましたが、これがなかなかイけました。
何度か書いてますが、オートミールは大嫌いでして、いつもゲンナリしているのですが、この日は「ショウユ」のおかげで初めてお代わりしました。
そして日が沈み、2日目が終わります。
次回へ続く。
そのレポートvol.5です。
目的
・兵庫MVイベントへの参加。
・歩兵の基本装備の使用法。
・KP(糧食班)の再現、機材取り扱い訓練等。
想定
1944年6月 イタリア戦線 チビタベッキア近郊 後方地域
サン・ガレーノ高地の戦闘を終え、ローマ北方にて442連隊と合流すべく待機中。
部隊
BCo/100Bn(Separate)/34Div
2日目、午後からは通信機材について学びます。
使用するのはBD-71スイッチボード(電話交換機)、EE-8野戦電話、CE-11電話線リールとその属品についてです。
本来、歩兵中隊の有線通信装備としてはCE-11リールセットとその送受話器のみとなっていますが、実際には他の電話機も使用されていたようです。
接続法、呼び出し、感度確認、及びスイッチボードの操作にくわえ簡単な交話法について学びます。
交話法については無線の物がWebサイトにありますので、参考にして下さい。
基本的には60年代は勿論、現代もさほど変わってません。(フォネティックコードは50年代頃にNATOに合わせる形で大きく変わってますので注意が必要です。
付録としてWW2、ドイツ軍の基本交話法も掲載しています。
本来はすべてドイツ軍ならばドイツ語、アメリカ軍ならば英語で行うべきものではありますが、なかなかそこまで出来ないのが現状です。
しかし呼び出しや、基本的な用語だけでも交話法に則って通信を行うと、イベント等でもグッと引き立つ事と思います。
Radioマン 通信手に憧れる方は多いと思いますが、是非イベント等でご利用くだされば、と思います。
掲載資料から早見表、パスケース等を作成し利用していただいて構いません。
小銃小隊が訓練している間に糧食班は夕食の準備を始めます。
さすがに2日目なので慣れた動作で次々メニューをこなしていけます。
これぞ糧食班と言う感じで楽しかったです。
オートミール、ポーク&ビ-ンズ、マッシュポテト、クレソンと山菜のお浸し、パインアップル、コーヒー。
いつもの砂糖、塩、胡椒に加えてコンソメを濃く煮て作った「ショウユ」を用意しました。
クレソンやワラビ等の山菜を摂って食事に出す例が日系部隊にはありました。
ある糧食班の兵士は、砲撃で伏せた所に群生したいた食べれる野草を見つけ、砲撃下で夢中になって摘んだと言う話もあります。
まぁ記憶に残ってるくらいですので、そう滅多にできる事ではなかったと思いますが、そんなエピソードの紹介を兼ねて作ったお浸しでした。
お浸しと言えば醤油が要るやろうと、コンソメ醤油。
これも実際に日系兵達が戦地でやっていた事の一つです。
彼らの多くはハワイで日本食を中心として育っており、醤油は欠かせない調味料だったのでしょう。
携帯レーションに入っているブイヨンスープの粉末を水で溶いて個人でショウユにする者。
軍支給のコンソメスープを煮詰めてショウユを作る糧食班。
どんなものにもかけて食べた、と言う話も残っています。
私もこの時はお浸しだけでなく、オートミールにもかけて見ましたが、これがなかなかイけました。
何度か書いてますが、オートミールは大嫌いでして、いつもゲンナリしているのですが、この日は「ショウユ」のおかげで初めてお代わりしました。
そして日が沈み、2日目が終わります。
次回へ続く。
2024年耐寒私物演習 Vol.4
2024年耐寒私物演習 Vol.3
2024年耐寒私物演習 Vol.2
2024年耐寒私物演習 Vol.1
MVG2023 in ASAMA WW2アメリカ陸軍機関銃陣地
2023年BCo新年会レポートVol.3
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