2020年01月18日
2020-新春Vショー兵営展示
皆様、遅くなりましたが新年明けましておめでとうございます。
本年もリエナクトメントグループ「BCo/100Bn」をよろしくお願いいたします。
さて、早速ですが年明け1月12,13日に東京浅草で開催されました第92回ヴィクトリーショーにて展示参加してまいりました。
BCo展示ブース全景
今回の展示のテーマは「兵営」です。
アメリカ陸軍では(他の軍隊でもだいたい似通っているとは思いますが)入隊した兵士が最初に与えられるのはベッドと寝具。
まずはベッドメイキングから軍隊の生活は始まります。
後に身体サイズ等が計測され官給品の被服、靴、そして訓練の進みに応じて装備が支給されて行きます。
展示では実際に2台のWW2頃の軍用ベッドを設置し、ベッドメイクを実施いたしました。
更にベッド脇に設置するフットロッカー下着や日用品の官給品をすべて実物で定数通りに配置。
ベッドには背嚢装備1式がかけられます。
ベッド下には支給された靴、営内靴、オーバーシューが並びます。
また支給被服についてはワードローブ正規通りに配置して兵営の一部を再現いたしました。
ベッドのうち1台は生活風景再現のため、小銃を整備している状態に。
更に時間帯により、縫い物をしている兵士、カードギャンブルに興じる兵士、また眠る兵士などを配置して、生活再現の一端を展示いたしました。
また展示ブース脇には活動紹介とガイドコーナーとして、これまでの活動を掲載雑誌や動画で紹介し、同時に日系部隊やアメリカ軍装備に関する資料を閲覧できるように設置いたしました。
2日間で大変多くの方々に展示を見ていただき、またお話させてもらう事ができました。
ご来訪下さった皆様、ありがとうございました。
また今回残念ながらお会いできなかった方々も、今後も機会されば各種展示を実施していく予定ですのでよろしくお願いいたします。
最後に今回の展示で嬉しかったエピソードを紹介致します。
同様の内容はTwitterにも掲載したものです。
2日目の夕方頃、年配のアメリカ人男性がブースに来られました。
耳がまったく聞こえないそうです。同じく耳が聞こえない日本人女性を伴っておられました。
彼は展示してあるベッドの前で毛布の角を指し、身振りで「これが出来てないと毛布を剥がされる」と言い、更にフットロッカーやワードローブを差して「整頓がとても良い」「すごく懐かしい」と言われました。
また我々の活動の写真を見ながら執銃動作をしてくれました。
「日本でこんな良い物が見れるとは」と喜んでる事を伝えて下さいました。
主にスマホを使った筆談での会話でしたが、私は彼の経歴を聞く事はできませんでした。
しかし間違い無く、veteranだと思います。
今回の展示は、この方に見て貰えただけでも、する価値があったと思いました。
私の思う、リエナクトの意義について間違っていないとあらためて確信する事ができました
蛇足かもしれませんが追記。
通常、軍隊では聴覚に障害がある場合は入隊できません。
つまり彼は入隊後になんらかの理由で聴力を失ったものと思います。
また彼は初日は単独で、二日目は記述の通り女性(奥さんではないかと思います)を伴って再度来られました。
どうしてもこの展示、おそらくは自身が経験した軍隊の姿を見せたかったのだなと思います。
リエナクトメントは、すべからく真面目にやらなければ、等と言う気はありませんが、やはり見る方は見ている、と言う事を念頭に置く必要があると改めて認識しました。
本年もリエナクトメントグループ「BCo/100Bn」をよろしくお願いいたします。
さて、早速ですが年明け1月12,13日に東京浅草で開催されました第92回ヴィクトリーショーにて展示参加してまいりました。
BCo展示ブース全景
今回の展示のテーマは「兵営」です。
アメリカ陸軍では(他の軍隊でもだいたい似通っているとは思いますが)入隊した兵士が最初に与えられるのはベッドと寝具。
まずはベッドメイキングから軍隊の生活は始まります。
後に身体サイズ等が計測され官給品の被服、靴、そして訓練の進みに応じて装備が支給されて行きます。
展示では実際に2台のWW2頃の軍用ベッドを設置し、ベッドメイクを実施いたしました。
更にベッド脇に設置するフットロッカー下着や日用品の官給品をすべて実物で定数通りに配置。
ベッドには背嚢装備1式がかけられます。
ベッド下には支給された靴、営内靴、オーバーシューが並びます。
また支給被服についてはワードローブ正規通りに配置して兵営の一部を再現いたしました。
ベッドのうち1台は生活風景再現のため、小銃を整備している状態に。
更に時間帯により、縫い物をしている兵士、カードギャンブルに興じる兵士、また眠る兵士などを配置して、生活再現の一端を展示いたしました。
また展示ブース脇には活動紹介とガイドコーナーとして、これまでの活動を掲載雑誌や動画で紹介し、同時に日系部隊やアメリカ軍装備に関する資料を閲覧できるように設置いたしました。
2日間で大変多くの方々に展示を見ていただき、またお話させてもらう事ができました。
ご来訪下さった皆様、ありがとうございました。
また今回残念ながらお会いできなかった方々も、今後も機会されば各種展示を実施していく予定ですのでよろしくお願いいたします。
最後に今回の展示で嬉しかったエピソードを紹介致します。
同様の内容はTwitterにも掲載したものです。
2日目の夕方頃、年配のアメリカ人男性がブースに来られました。
耳がまったく聞こえないそうです。同じく耳が聞こえない日本人女性を伴っておられました。
彼は展示してあるベッドの前で毛布の角を指し、身振りで「これが出来てないと毛布を剥がされる」と言い、更にフットロッカーやワードローブを差して「整頓がとても良い」「すごく懐かしい」と言われました。
また我々の活動の写真を見ながら執銃動作をしてくれました。
「日本でこんな良い物が見れるとは」と喜んでる事を伝えて下さいました。
主にスマホを使った筆談での会話でしたが、私は彼の経歴を聞く事はできませんでした。
しかし間違い無く、veteranだと思います。
今回の展示は、この方に見て貰えただけでも、する価値があったと思いました。
私の思う、リエナクトの意義について間違っていないとあらためて確信する事ができました
蛇足かもしれませんが追記。
通常、軍隊では聴覚に障害がある場合は入隊できません。
つまり彼は入隊後になんらかの理由で聴力を失ったものと思います。
また彼は初日は単独で、二日目は記述の通り女性(奥さんではないかと思います)を伴って再度来られました。
どうしてもこの展示、おそらくは自身が経験した軍隊の姿を見せたかったのだなと思います。
リエナクトメントは、すべからく真面目にやらなければ、等と言う気はありませんが、やはり見る方は見ている、と言う事を念頭に置く必要があると改めて認識しました。
第105回 Vショー展示 Vol.2(最終項)
第105回 Vショー展示 Vol.1
アロハ桜 植替え作業 実施終了報告。
2023年4月29日 第102回ヴィクトリーショー展示
2023年7月 第103回ヴィクトリーショー展示
MVG2023 in ASAMA WW2アメリカ陸軍機関銃陣地
第105回 Vショー展示 Vol.1
アロハ桜 植替え作業 実施終了報告。
2023年4月29日 第102回ヴィクトリーショー展示
2023年7月 第103回ヴィクトリーショー展示
MVG2023 in ASAMA WW2アメリカ陸軍機関銃陣地