2024年05月11日

第105回 Vショー展示 Vol.2(最終項)

ReenactmentGroup"B Co/100Bn"は令和6年4月29日(月祝)にサムズミリタリ屋様主催により東京、浜松町の都立産業貿易センター浜松町館で開催されました、国内最大のミリタリーショー「第105回ビクトリーショー」にて展示を実施いたしました。





今回の展示テーマは
「WW2アメリカ軍 衛生派遣隊(Medical Detachment)」でした。
後半の今回は、野戦救護の実演展示についてご紹介いたします。




実演展示では野戦救護に関わる部分の一部を、実際に皆様の前で実施して展示しました。











先ずは包帯での創傷保護と圧迫止血。
負傷者を発見し、応急処置をその場で行う想定で実施。
実際に被服を医療鋏で裁断し、負傷箇所を特定、処置をする前段階を行います。










想定負傷者のファーストエイドポーチからパケットを取り出し、実際に開封を行いました。






パケットから取り出した圧迫止血包帯を負傷箇所へ巻き、止血法を展示しました。






続けて、緊迫止血の要領を展示。
(※通常は圧迫止血で止血する事を追求して下さい、緊迫止血は最終的な手段です。野戦とは区別します。)
まず止血帯を用いた正規の方法を展示しました。






兵士の身の回りに有る物での応急的方法として、ハンカチと銃剣を用いた止血法を展示。




更にトラウザースベルトを用いた応急的止血法を展示。






患者保護の処置として三角巾の代用にシャツを使って腕を吊る処置を実演。












最後に応急資材による患者搬送方法を展示致しました。
まずはフィールドジャケットと棒(展示用にスモールウォールテントのポール)を使用して、応急担架を作る方法。












次いで、毛布と棒(展示用にスモールウォールテントのポール)を使用して、応急担架を作る方法。
これらは棒を小銃で代用する事もできます(大変保持し辛いですが)

以上が実演展示の内容でした。
当日は大変多くの方が見学に来て下さり、我々もやり甲斐がありました!
ありがとうございました。

【お知らせ】

6月1~2日に北軽井沢 旧浅間サーキット跡地にて開催されます「MVG2024」での再現レーション体験会、についてご紹介いたします。

国内最大級の野外ミリタリーイベント、「MVG」
2024年も開催が決定しました。
2024年6月1日、2日(5月31日から会場入り、設営可能)で、入場料は1日2000円(3日間遠し参加は5000円)
※女性、16歳以下のお子様は無料!

MVGへの参加は時代、陣営等の縛りはなく、思い思いの時代、や陣営の軍装が可能です。
ミリタリーをテーマとしたアニメのコスプレの方も居られます。
もちろん見学でなら、軍装しなくても普段着でokです。
広い会場の中で、多くのイベント内イベントや展示、軍用車両の走行会、物販、リエナクトメント等が行われ、それらに参加、見学や、一部体験等が可能です。

ReenactmentGroup"B Co/100Bn"では、再現レーションの体験会を行う予定です。
実際に1944年、45年といった第二次世界大戦中の野外調理機材を用い、現代日本で可能な範囲で当時のレーション=軍支給の食事を再現したものを体験していただけます。

詳細、体験申込はこちらのフォームからお願いいたします。

また6月2日の午前10時頃には、同フィールドレンジを使用したコーヒーとドーナツの無料配布も予定しております!!











  


2024年05月07日

第105回 Vショー展示 Vol.1

ReenactmentGroup"B Co/100Bn"は令和6年4月29日(月祝)にサムズミリタリ屋様主催により東京、浜松町の都立産業貿易センター浜松町館で開催されました、国内最大のミリタリーショー「第105回ビクトリーショー」にて展示を実施いたしました。





今回の展示テーマは
「WW2アメリカ軍 衛生派遣隊(Medical Detachment)」でした。





WW2アメリカ軍では、いわゆる衛生兵は小銃中隊等の戦闘部隊には直接所属せず、上級部隊(通常は師団から派遣され、各中隊に衛生兵として配属される。第442連隊戦闘団では、連隊戦闘団として、第100歩兵大隊(独立)では大隊として独自に保有していました)が、派遣隊として隷下に持っており、そこから必要に応じて部隊へ振り分けられたり、集中して運用されたりします。






衛生派遣隊の衛生兵装備を主に展示していましたが、併設して一部病院の展示も行っていました。
病院展示では2種類の毛付を展示。
テーブルの物はラインの入った古いタイプですが、ベッドの物と同じ時期の生産。
看護衣は陸軍看護婦の物が良かったのですが、ARCの物を代わりに展示しました。




テーブルには病院のテーブルウェアと野戦病院等で使用されたメラミン樹脂製のメストレーを展示。




担架は黒マーキングの45年頃の物と44年頃の2種を展示。




毛布セットは後からマーキングが施され化学科に転用された物。




ブース内側に入っての展示は木製折り畳み担架と大隊医療バックを展示。




同じテーブルに個人用救急品のパケットとポウチのバリエーションを概ねの年代に並べていました。












こちらのテーブルでは各種包帯、衛生資材を極力内容物が見れるように展示していました。
今回トルソーで展示していた物はウールシャツ、ベルト回りを除いて、全てリプロ品で構成していました。






タオルの上に展示していた物は性病予防薬とコンドームでした。
同じ場所に置いていた手製のモルヒネシレットには結構な反応がありました。






衛生キットのテーブルでは内容品と各種記章、標識を展示。
内容物が極力確認出来る様にしていました。



次回は、野戦救護の実演展示についてご紹介いたします。



【お知らせ】

6月1~2日に北軽井沢 旧浅間サーキット跡地にて開催されます「MVG2024」での再現レーション体験会、についてご紹介いたします。

国内最大級の野外ミリタリーイベント、「MVG」
2024年も開催が決定しました。
2024年6月1日、2日(5月31日から会場入り、設営可能)で、入場料は1日2000円(3日間遠し参加は5000円)
※女性、16歳以下のお子様は無料!

MVGへの参加は時代、陣営等の縛りはなく、思い思いの時代、や陣営の軍装が可能です。
ミリタリーをテーマとしたアニメのコスプレの方も居られます。
もちろん見学でなら、軍装しなくても普段着でokです。
広い会場の中で、多くのイベント内イベントや展示、軍用車両の走行会、物販、リエナクトメント等が行われ、それらに参加、見学や、一部体験等が可能です。

ReenactmentGroup"B Co/100Bn"では、再現レーションの体験会を行う予定です。
実際に1944年、45年といった第二次世界大戦中の野外調理機材を用い、現代日本で可能な範囲で当時のレーション=軍支給の食事を再現したものを体験していただけます。

詳細、体験申込はこちらのフォームからお願いいたします。

また6月2日の午前10時頃には、同フィールドレンジを使用したコーヒーとドーナツの無料配布も予定しております!!