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Posted by ミリタリーブログ  at 

2021年11月06日

WW2 アメリカ陸軍被服の参考 帽子編Vol.2

WW2 アメリカ陸軍被服の参考
「ヘリンボーンツイル(HBT) ハット」


はじめに

第二次世界大戦において、アメリカ陸軍第100歩兵大隊が使用した被服についての参考ページを作成しています。
正確には戦前、1941年のハワイ第298及び299歩兵連隊に所属していた日系兵士が着用したものを含めていますので、第二次世界大戦において歩兵が使用した物、全般にあたります。
BCoに参加しているメンバー個人のコレクションからの参考画像で、特に記載が無い限りは実物の写真です。
ご存知の方も多いと思いますが、被服や装備品にはさまざまなバリエーションや改良などが存在していますし、それらをすべて紹介するのは困難です。
私や友人の所有する物の中で、比較的イメージして頂きたい物だけを載せています。

形状や色等が違うようなので「使用できるかどうかわからない」と思われる物は事前にご相談下さいますようお願い致します。
ここに載せた全てを用意する必要はありません。あくまで参考であり、レギュレーションの範囲内であればOKです。
同時にリエナクトメントにおいて、ここに紹介しているような実物を揃える必要もありません。
激しい環境下での使用も行うリエナクトメントにおいては、材質や作りが実物に近い限りレプリカ(リプロダクション)の使用を推奨いたします。

また、名称等はQMCカタログ名と併記して「日本で良く聞く呼び方」を選んでいるつもりです。
「あれが紹介してない」「これは間違い」などのご意見がございましたら、教えて頂けると大変助かります。
また、装備写真などを頂けるのも助かります。

※このページは製作途中です。今後も掲載は増えて行く予定ですが、おそらく私が生きている間に「完成」はしないでしょう。
※今回使用している写真は「Pvtあべべ@abujian1990」所有の物。


アメリカの帽子サイズは、帽子内側の円(頭部外周円)の直径のインチ表記であり、計算すると概略次のようになります。
外周(cm)÷3.2(円周率)÷2.5(インチ換算)=サイズ表記(インチ)。これを基にしたサイズ表は下記の通りです。



※必ずしもサイズフィットを保証するものではありません。欧米人の頭部は日本人より先端が細く、帽子も楕円です。
※軍の帽子は現代の感覚より多少キツ目が適正サイズです。特に髪が長い場合は本来の適正サイズが小さく感じるでしょう。
※私見ですが、サイズ違いの帽子はめっちゃ格好悪いです。適正サイズの着用をお勧めします。


「HAT, HERRINGBONE TWILL(StNo.73-H-42308〜73-H-42340)」
「ヘリンボーンツイル(HBT) ハット」



1941年からそれまでのブルーデニム作業服に変わり、オリーブドラブ色のHBT生地の作業服が採用されました。
日それに先んじて1941年1月27日に採用された新型の作業用帽子は仕様番号PQD No.21のタイプIとタイプII(オリーブドラブ色HBT生地のタイプIとコットン・カーキのタイプII)が同時に生産されました。
帽子全体のデザインとしては以前のブルーデニムのハットを踏襲しましたが、細部には様々な変更が加えられました。
大きな特徴としては鍔がより厚手となり、鉢巻き部分が幅広に、更に空気抜き穴が四方に1個ずつ、計4個追加されました。



1941年11月7日にはカーキコットンハットが廃止され、HBTハットは仕様No.が21Bとなります。
※PQD.No.21Aは欠番となっています。
21Bの変更点は空気抜き穴が四方に2個ずつ、計8個となっています。
この21タイプIと21Bは補給No.は同じで、支給に区分はなく並行混在して使用されました。
なお同生地のキャップ「CAP, HERRINGBONE TWILL(StNo 73-C-25605 ~ 73-C-25639)」については1941年4月8日に採用されていますが、支給対象は1ピース型作業服とセットであり車輛、航空機等の整備者でした。
このCapは1943年12月15日以降、全陸軍への支給が開始されています。

サイズ表記上記帽子サイズですが、No.21タイプIには無かったサイズ、6と6-1/8が21Bから追加されました。

参考文献
・U.S.ARMY Table of Equipment 21 // Clothing and Individual Equipment. 15,Dec.1943.
・U.S.ARMY ARMY SERVICE FORCES CATALOG QM Sec.1 QUARTERMASTER SUPPLY CATALOG ENLISTED MAN'S CLOTHING AND EQUIPMENT Aug.1943.
・U.S.ARMY ARMY SERVICE FORCES CATALOG QM3-1 QUARTERMASTER SUPPLY CATALOG ENLISTED MAN'S CLOTHING AND EQUIPMENT May.1946.
・U.S.ARMY EUROPEAN THEATER OF OPERATIONS G.I.Collector's Guide Vol.1&2 Henri-Paul Enjames.
・Words collection of Sgt.N military uniform guidance and pointed out 2002-2021.
・二世部隊物語 菊月俊之
・Other UK and US websites, forums, etc.
  


Posted by 先任  at 10:23Comments(0)装備被服参考

2021年08月21日

1人でもリエナクト。Vol.2 アメリカ陸軍第100歩兵大隊B中隊第1小隊小銃手 1942年10月 キャンプマッコイ

Covid-19の影響は残念ながらまだしばらくは継続しそうですね。
BCo/100Bnでは、集まっての活動が困難であることからしばらく大きな活動は停止しています。

しかしながら「1人でやるならば、流行り感染症の危険性は少なく可能ではないか」
また、たまにみかける「仲間が居ないのでできない」と言われる方への実践的アドバイス、応援が可能ではないかと考え、今回ば管理人の先任1人での1夜2日リエナクトメントを企画、実施してみました。

想定としては1942年10月のキャンプマッコイにて訓練中のアメリカ陸軍第100歩兵大隊B中隊第1小隊の兵士をモデルとし、訓練での1夜2日の行動の一部を切り取って再現すると言う流れで計画しました。
今回はそのレポートの第2弾です。
夜間斥候と、翌朝についてレポートいたします。

使用した装備、被服については前回のVol.1をご参照ください。

今回は戦闘の再現ではなく、戦闘を模擬した当時の訓練の再現体験です。
もっとも、自分1人のみで行っているため、命令や報告等はすべて省略しています。

また夜間はまったく写真が撮れない為、翌朝に同様の行動の一部を再現して、広報用に撮影しました。
戦闘を模擬した訓練の再現の夜間行動の撮影の為の再現です(何書いてるのか自分でもよくわからない)


※翌朝に再現撮影したもの。


※翌朝に再現撮影したもの。

20時より小隊本部から命を受け、夜間斥候に出発。
約500m程前進して想定上の敵を探ります。
ほぼ真っ暗でほとんど見えませんが、雨のおかげでこちらの音も消されます(誰も聞いてませんが)
途中、何度か大きな木を目印として記憶しましたが、帰り道に迷いました。
21時までに帰隊、報告と決めていましたが戻ってこれたのは21時10分でした。
なお、万が一に備えて電灯を携行していますが、使用していません。
小隊本部へ報告(想定)後、個人掩体へ戻って仮眠。

雨音がシェルターハーフを叩き、止んだら虫の音が周囲に広がります。
狭い穴の中で身じろぎもし辛く、なかなか寝付けませんが、軽く1時間程眠れました。

2300に小隊本部に呼ばれ、再度夜間斥候に。


※翌朝に再現撮影したもの。


※翌朝に再現撮影したもの。

2320に出発。 前回とは違うルートで進みます。
何度も木に引っ掛かり、足を取られ、蜘蛛の巣に絡まれ、小銃を投げ出したい気持ちになってきます。
普段は軽々と持っているM1小銃が本当に重く、邪魔になります。
しかし、いつ敵と遭遇するかもしれない斥候任務で小銃は手放せません。

汗と雨と露と泥まみれになりながら、0030に帰隊。
小隊本部に報告の後、個人掩体へ戻って仮眠を取ります。
残っていたBユニットのキャンディを口の中へ。
甘い。本当に美味い。
安物のキャンディ1つでこんなに幸せを感じれるなんて。

やはりリエナクトは素晴らしい!

横になりながら翌朝の行動を整理します。
本来ならば深夜に起床し、準備し、攻撃を行う状況ですが、本部から翌朝の攻撃が中止になる事を伝えられていました。
0800には開始点まで後退しなければなりません。
※家族から、事情により0800までに帰宅を命ぜられましたw

ふと思い出したように煙草を吸います。
汗や雨でグズグズになりつつありましたが、ちゃんと着火し、至福の時を味わえました。
やはりリエナクトは素晴らしい!

なお、掩体の中で光が漏れないように喫煙しています。
まだ状況を開始してから5本くらいしか吸ってない事に気付きました。
雨や作業や斥候や色々の上、掩体に入ると出すのが面倒でなかなか喫煙する気にならなかったのが原因ですかね。

翌朝の行動がだいたい纏まったのでそのまま仮眠へ。
実際は歩哨に立ったり色々あるのですが、省略したので4時間も寝れました。



0530 起床。
あたりは薄っすら明るくなっています。
雨は上がっていて、掩体内もほぼ乾いていました。

ものすごい空腹です。
明るくなったので、昨日食べ損ねたMユニットの開缶に挑戦します。



合法的に切断された銃剣を用いて四苦八苦の末、なんとか開きました。
破れるように開いた隙間からスプーンを突っ込み、貪るように食べます。





大嫌いなポークビーンズでしたが、めちゃめちゃ美味かったです。
やはりリエナクトは素晴らしい!

食事後は戦闘状況から解放されたので、穴の外で気持ち良く喫煙。
しばらくぼーっとした後、移動準備を行います。
水筒の水は1/3を残せました。

天幕を片付け、背嚢を組み直し、ブランケットロールを連結。

※想定外として穴の埋め戻し、現状復帰を行います。

すべての装具を背負い、車まで戻って状況を終えました。

以上が今回のレポートです。
反省点としては、思いつきに近く、準備を開始したのが前日。
結果として、CレーションがWW用に使用してる缶で作れなかったので、夕食をきちんと喫食できない事に繋がった点。
また、いつもリエナクトで使用するポケットナイフが見つからず、その準備が出来なかったのも反省点ですね。

構築掩体については、前段でも書きましたが規定の深さまで掘れておらず、また長さもわずかに短かったので、それは改善を要する点でした。

また、記録を残す為、広報の為とは言えスマホ置いてセルフタイマーで撮影するのはリエナクトの主旨からは外れるので悩ましい所ですが、まぁ仕方ないかなと。
コロナが悪いw

状況報告、安否報告の為にスマホを使用しましたが、状況中は報告のみで使用し、だらだらとTLを眺めるような事はしませんでした。
そこは個人的に良かったと思っています。

また、今回の主である「1人でもやる」と言う点は充分に実証できたかと思います。
1人でやる事による不便さ等もありましたが、自分1人なので変な妥協もせずにやれたのが良かったですね。

次はいつになるか判りませんが、また実施したいと思います。

あ、いや。
希望としては、メンバーでやりたいものですね。

一日も早い正常化を祈るのみです。
祈るだけではダメですね。

密を避け、マスク、うがい、手洗い。
みんながきちんとやれば、必ず克服できると信じています。






  


Posted by 先任  at 18:00Comments(0)リエナクト