2022年04月21日

BCo野営訓練 火器小隊迫撃砲班 Vol.2 レーション・生活編

山梨県北杜市にあるスティルフォレストさんのフィールドをおかりして、掩体構築を中心とした訓練を実施いたしました。
今回は訓練中の食事と生活についてレポート致します。
被服装備の想定時期は1944年初頭、編制は歩兵小銃中隊火器小隊60mm迫撃砲班です。

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今回の訓練では、訓練であるものの戦地を想定していましたので食事は携行レーションを用意しました。
10in1レーションと呼ばれるグループレーションで、その名の通り10名の3食分が4つの箱に入った物(5名分が2箱×2セット)です。
内容物は市販品を含めた缶詰やビスケット等が主で、基本的には「温めなくても喫食可能」なものとなっています。
但し、戦地では兵士達はヘルメットや様々な物を利用して「調理」もしていました。

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10in1の中の昼食メニュー、パーシャル・ディナーユニットは、外箱の無いKレーションに近く、肉等の缶詰とビスケット、飲料等のパッケージがセットとなったものが人数分梱包されており、各個に支給しておく事ができました。
これは昼間は移動等が多く、その過程で各個に食事を摂らせる事が多かったためです。


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今回の訓練では、迫撃砲の各掩体構築を継続しながら交代で食事を摂りました。
このような場合も個人単位で支給できるパーシャルユニットは大変便利です。


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2日目の朝食も10in1レーション。
シリアルや、スパム、コーン、エヴァミルク、フルーツ等の缶詰を中心に構成され、1セット5名で分け合って喫食します。

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10in1レーションには食事の他にも紙(ナプキン、ペーパータオルどして使用)やタバコ、マッチ、浄水剤等が梱包されており、前線の兵士達にとってはありがたい物だったようです。


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夕食では日系部隊の食事の代名詞的な存在であるチキンヘカを出しました。
説明については過去何度となく書いてますので省略いたします。


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訓練の統制用、及び調理用としてスモールウォールテントも立てていましたが、兵士達の宿営はシェルターハーフテントで行いました。
本来、2名が1枚ずつの天幕を持ち、2名1組、2枚のシェルターハーフで1組のテントを立て、2名で使用するものですが、写真のように4名で4枚の天幕を接続するなどは実際に戦地でも行われていました。
もっとも、前線に行けばこのようなテントすら立てる事はかなわなくなるでしょう。

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訓練終了前に各自、火器の手入れを実施します。
これも戦地でも兵士達が時間があれば必ず実施していた事です。
自らの命を最終的に守るもの、きちんとした整備が必要です。
また趣味としても、自身の物を整備する事は様々な意味で大切であると考えます。
なお、小銃の分解清掃等はモデルガンでないとなかなかできません。
その為、当方のリエナクトメントではモデルガンの使用を一番推奨しています。
但し、モデルガンでないと参加できない、と言うわけではありません。
エアソフトガンや、ディスプレイモデル等でも参加は可能です。


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また空いた時間に被服の取り扱い方として外套(ウールオーバーコート)の巻き方等も実施しました。


以上で今回の訓練のレポートを終わります。

なかなか自由に訓練やキャンプ、イベントが開催できない時勢が続きますが、可能な範囲で今後も活動を継続していきたいと思います。
機会があれば、是非ご参加下さい。

"Welcome! Anyone who wanted to fight"
 「戦う気があるなら、誰でもウェルカム!」















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Posted by 先任  at 18:21 │Comments(0)リエナクト教練会(Training)

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