2017年06月08日
BCo6月演習レポート vol.1
6月3、4日に京都で「演習」を実施しました。
1夜2日(一泊、ではない)で状況下の行動を行うリエナクトメントです。
なお、今回の演習ではドイツ軍チーム「黒騎士中隊」に多大な支援をいただきました。
ありがとうございました。

想定は以下の通りです。
部隊想定
1944年7月 アメリカ陸軍第34師団第100歩兵大隊(独立)、B中隊第3小隊
イタリア戦線カステリーヌ地方での攻撃の状況でした。
1.状況
敵
7月9日現在、主力後退援護を任務と見積られる約一個大隊の敵はHill147一帯を防御中である。
我
師団は11日0800、パスティナへ進出を企図し現在作戦準備中である。
大隊は師団の進出に先駈けてHill147北側一帯の敵を排除、同地を確保し師団の進出を援護する。西からA中隊、B中隊、C中隊の順に3個中隊並列で攻撃する。
2.命令
2BCo 前進命令
1 略
2 B中隊は大隊の前衛中隊となりHill147まで当面の敵を速やかに排除し前進せよ。
3
(1) 前進経路 州道33号線~Hill 147
(2) 前進体形 敵と接触まで小隊縦体
(3) 前進順序 当初1Pt、 HQ 、W Pt 、2pt、3Pt 、 の順
(4) 前進速度 3.5km
(5) 前進目標 Hill 147
4
(1) 1Pt : 前衛小隊となり中隊主力の前方200mを前進、敵主陣地を解明せよ。
(2) 2Pt:W Pt の後方50mを前進、側方を警戒せよ。
(3) 3Pt:2Pt の後方50mを前進、後方及び上空を警戒せよ。
(4) W Pt :1個60Msqd を1小隊に配属、
主力はHQ の後方50mを前進。側方を警戒せよ。
4 兵站
(1)糧食
2日分を携行。
(2)弾薬
BL分携行
5
(1)指揮
中隊長は中隊本部に同行。
(2)通信
緊急時を除き、電波封止。
(3 合言葉
バグ~ジッター




午前8時に現地入りし個人の準備。
本部の設営と並行して、統裁部(演習を統括し、想定などを与え、また指導する所です)による地形の確認等を行いました。


同時に今回、敵側となって防御していただくドイツ軍側への指導も行います。





準備が整い、10時から隊容検査を実施。
不要な儀式のようにも見えますが、各自の装備や健康状態を確認し、作戦に耐えうるかどうかを判断、足りない部分は補正させる為の大事な部分です。
BCoの「演習」では状況が続く限り、基本的に状況外の車両やセーフティエリアに戻る等の行為はできません。
よって必要な装備を整え、その全てを持って状況に入る必要があります。






態様検査終了後、食事が支給されます。
食事については3食分を同時に支給しました。
10in1レーション、Kレーション、Cレーションです。
そのうち10in1レーションのパーティアルユニットを昼食として食べC,Kレーションについては背嚢(ハバーサック)に入れて携行しました。













統裁部を兼ねる中隊本部もやや後方に位置するとは言え、戦闘状況になるので食事は同様です。
各自が各々の場所でレーションを食べました。

食事後、行動開始までの僅かな時間に休息と取る兵士達です。
次回に続きます。
インフォメーション
6月16~18日にかけて、軽井沢でサムズミリタリ屋主催によるWW2イベント「MVG2017」が開催されます。
各種軍用車両の展示、走行会やWW2サバイバルゲーム、リビングヒストリー展示等が予定されています。
BCoも歩兵中隊本部、並びにリメスエリアの展示及び糧食班の再現活動を兼ねて、他参加者向けの配食を実施予定です。
詳細はサムズミリタリ屋様Webサイトをご覧下さい。配食についてもサムズ様の方からお申込下さい。
http://www.sams-militariya.com/
Movie of Reenactment 100th Battalion "Nisei Unit" U.S.ARMY Italy.Jun.1944//May 2017 In Japan
※5月キャンプ時に当時の機材で撮影したメスエリアの様子です。
1夜2日(一泊、ではない)で状況下の行動を行うリエナクトメントです。
なお、今回の演習ではドイツ軍チーム「黒騎士中隊」に多大な支援をいただきました。
ありがとうございました。
想定は以下の通りです。
部隊想定
1944年7月 アメリカ陸軍第34師団第100歩兵大隊(独立)、B中隊第3小隊
イタリア戦線カステリーヌ地方での攻撃の状況でした。
1.状況
敵
7月9日現在、主力後退援護を任務と見積られる約一個大隊の敵はHill147一帯を防御中である。
我
師団は11日0800、パスティナへ進出を企図し現在作戦準備中である。
大隊は師団の進出に先駈けてHill147北側一帯の敵を排除、同地を確保し師団の進出を援護する。西からA中隊、B中隊、C中隊の順に3個中隊並列で攻撃する。
2.命令
2BCo 前進命令
1 略
2 B中隊は大隊の前衛中隊となりHill147まで当面の敵を速やかに排除し前進せよ。
3
(1) 前進経路 州道33号線~Hill 147
(2) 前進体形 敵と接触まで小隊縦体
(3) 前進順序 当初1Pt、 HQ 、W Pt 、2pt、3Pt 、 の順
(4) 前進速度 3.5km
(5) 前進目標 Hill 147
4
(1) 1Pt : 前衛小隊となり中隊主力の前方200mを前進、敵主陣地を解明せよ。
(2) 2Pt:W Pt の後方50mを前進、側方を警戒せよ。
(3) 3Pt:2Pt の後方50mを前進、後方及び上空を警戒せよ。
(4) W Pt :1個60Msqd を1小隊に配属、
主力はHQ の後方50mを前進。側方を警戒せよ。
4 兵站
(1)糧食
2日分を携行。
(2)弾薬
BL分携行
5
(1)指揮
中隊長は中隊本部に同行。
(2)通信
緊急時を除き、電波封止。
(3 合言葉
バグ~ジッター
午前8時に現地入りし個人の準備。
本部の設営と並行して、統裁部(演習を統括し、想定などを与え、また指導する所です)による地形の確認等を行いました。
同時に今回、敵側となって防御していただくドイツ軍側への指導も行います。
準備が整い、10時から隊容検査を実施。
不要な儀式のようにも見えますが、各自の装備や健康状態を確認し、作戦に耐えうるかどうかを判断、足りない部分は補正させる為の大事な部分です。
BCoの「演習」では状況が続く限り、基本的に状況外の車両やセーフティエリアに戻る等の行為はできません。
よって必要な装備を整え、その全てを持って状況に入る必要があります。
態様検査終了後、食事が支給されます。
食事については3食分を同時に支給しました。
10in1レーション、Kレーション、Cレーションです。
そのうち10in1レーションのパーティアルユニットを昼食として食べC,Kレーションについては背嚢(ハバーサック)に入れて携行しました。
統裁部を兼ねる中隊本部もやや後方に位置するとは言え、戦闘状況になるので食事は同様です。
各自が各々の場所でレーションを食べました。
食事後、行動開始までの僅かな時間に休息と取る兵士達です。
次回に続きます。
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