2020年03月20日

GWイベント情報「WW2アメリカ陸軍及びドイツ陸軍 攻撃基礎訓練キャンプ」

WW2アメリカ陸軍及びドイツ陸軍 攻撃基礎訓練キャンプを開催いたします。

GWイベント情報「WW2アメリカ陸軍及びドイツ陸軍 攻撃基礎訓練キャンプ」

参加については、特設Webページに示します内容を熟読、了承し、ドイツ軍またはアメリカ軍として参加する為のレギュレーションに適合する装備被服をご用意できる方ならどなたでも歓迎いたします。

※内容及びレギュレーション等については一部調整中であり、部分的に変更の可能性があります。

日時   :2020年5月4~5日(4日午前8時集合厳守)
場所   :静岡県御殿場市(場所詳細については参加者に別途通知いたします)
参加費   :4000円(4食再現食支給)
内容   :リエナクトメントを実施するにあたり必要な知識、経験を会得する為の訓練キャンプ。
想定時期  :1944年6月 イタリア戦線
募集部隊  :アメリカ陸軍 第34歩兵師団第442連隊戦闘団第100歩兵大隊B中隊第3小隊
※第100歩兵大隊(日系アメリカ人部隊)、としておりますがレギュレーションの範囲内で通常のアメリカ陸軍歩兵での参加も歓迎いたします。

      :ドイツ陸軍 第162歩兵師団隷下のトルキスタン義勇軍第1野戦大隊
※トルキスタン義勇軍部隊、としておりますがレギュレーションの範囲内で通常のドイツ陸軍歩兵での参加も歓迎いたします。 なお、実際にも混在していたようです。

※イベントの詳細、装備、被服レギュレーション。参加申し込みについては特設Webページをご確認下さい。

GWイベント情報「WW2アメリカ陸軍及びドイツ陸軍 攻撃基礎訓練キャンプ」

GWイベント情報「WW2アメリカ陸軍及びドイツ陸軍 攻撃基礎訓練キャンプ」

GWイベント情報「WW2アメリカ陸軍及びドイツ陸軍 攻撃基礎訓練キャンプ」

GWイベント情報「WW2アメリカ陸軍及びドイツ陸軍 攻撃基礎訓練キャンプ」

 今回の訓練キャンプはリエナクトをする為の準備段階としていますが、被服装備についてはあえて状況想定にそのまま入れるレベルで設定いたしました。
これは多少の準備期間があり、海外通販等を利用されるのであれば二度手間を避けて必要な物をなるべく一気に用意して貰おう、と思ったからです。
 また想定部隊は参加者のイメージの一助として設定しており、装備被服に関しては国内で今後開催するリエナクトメントにおいて、標準的な一例に当てはまる範囲内で考慮しております。
レギュレーションで判らない事、代用品の有無等は随時お問い合わせやTwitterを利用してご質問下さい。
※主催者の本業の都合上、どうしても返答が遅くなる場合がございます。ご了承下さい。


今回のキャンプを開催する目的は、国内における戦闘リエナクトメントの質的向上です。
昨今、リエナクトメントと言う言葉もある程度定着しつつあり、イベントも各地で開催されています。
しかしながら、日本国内で小部隊での歩兵戦闘に関する経験を持つ物は限られており、当時の軍隊→歩兵が戦闘時にどのような行動をしていたか、と言う部分を再現するのは大変難しく、実現が困難な部分でもあります。
兵士が集団で戦闘を行なうには様々なプロセスがあり、その内容は部分的、または抽象的には多くのリエナクターは認識している事かと思います。
しかしながら、実際に野外で行なわれるイベントでは集合し→移動し→敵を見たら→撃ってやっつける、で終始している例が多いのではないでしょうか?
それがダメだとか、他イベントへの批判を書いているわけではありません。
イベントは主催者が参加者を楽しませようと企画、運営し実際に参加されている多くの参加者はそれを楽しんでいる事と思います。 大変素晴らしいことです。

私の提案は、せっかく多くの皆様が実際同様のリアルな装備や銃を手にし、楽しまれているのであれば、そこに「実際の行動(または、それに近しい物)」に関する知識と経験を得ていただく事で、より深みを増したリアルな行動や体験をしていただけるのではないか、という物です。

国内で、と言う言葉を何度か使用いたしましたが実はこのような内容は海外のWW2イベントでもあまり行われていないようです。
私自身が海外のイベントに直接参加した経験がなく、あくまで友人、知人からの伝聞ではありますが、実際の戦闘を実際の場所を使用して正確な時系列と部隊の行動によって再現される事もあるナポレオニックや南北戦争のイベントと違い、WW2のイベントは「ショー・リエナクトメント」が中心であり、そこでは集まったリエナクターが「観客に見せる為の演技」をしています。
行動はただ、大まかなシナリオに合わせて走って伏せて空砲を撃ちまくって、やってやられて車両が走って、戦車や砲がドンドン撃って、という様な内容のようです。
それはそれで大変魅力のあるイベントなのでしょう。(私はあまり興味を惹かれませんが)

イベントの開催目的が「ショー」であるために、それは仕方がないのかもしれません。
ナポレオニックや南北戦争と違い、WW2の歩兵戦闘はとても複雑かつスピーディーであり、当時の戦闘を完全に再現する事はそこまで詳細な記録も存在しないので不可能に近いと思います。

しかし、その一方でWW2の頃には洗練され確率された歩兵戦闘の行動様式がフィールドマニュアル等にも表記されています。
我々はそのフィールドマニュアルを基に講義型と体験型の訓練を実施し、実際に前線で戦った多くの兵士達が経験したものに少しでも近づこう、と考えています。

数多くのアメリカや欧州でのイベントに参加している友人が言っているので、私は間違いないと確信しているのですが、WW2でこのような実際の行動に準じたリエナクトメントを行っている、と言う点について日本は世界でもトップレベルなのです。
別に趣味を世界レベルと照らし合わせる事は必要でも重要でもありませんが、一般的にこのようなミリタリー趣味は海外に遅れを取っていると思われがちです。
しかし欧米が凄いのは主に火器、兵器、車両等のハードウェアに関してであり、兵士個人の再現や部隊行動等のソフトウェアに関しては対等以上のことも可能で、またそのような評価もされている、と言う点も知っていただければ、と思います。


WW2歩兵戦闘にご興味のある方、是非参加して一緒に学びましょう!
※イベントの詳細、装備、被服レギュレーション。参加申し込みについては特設Webページをご確認下さい。

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写真はイメージの一環であり、昨年開催したイベント「イタリアンフロント1944 Belvedereの戦い」のものです。








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Posted by 先任  at 11:10 │Comments(0)お知らせ

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