2012年01月05日
新年 私物演習 Vol.1
![新年 私物演習 Vol.1](http://img01.militaryblog.jp/usr/kfir/201201-000.jpg)
本日からしばらく、今年第1回の「私物演習」のレポートを更新して行きます。
数回にわたって更新していく予定ですが、皆様お付き合い下さいませ。
今回で4年連続となった冬季野営会ですが、今回は参加者も少なく統制が容易になったので、442連体合流前の第100大隊、カッシーノ攻撃前を想定してみました。
なお、今回我々はオーバーシューを使用していますが、オーバーシューに関してはカッシーノ攻撃前は支給されていなかった可能性もあります。 その他の装備、被服については概ね当時の物と同様と考えます。
OPORD NO.18
28.DEC 43
B-CO/100BN
モンテ・パターノ進出に関するB中隊命令
1.
(1)100BNは次期攻撃準備の為、モンテパターノへの進出を企図する。
モンテ・パターノにおいて有力な敵守備陣地は確認されていない。
(2)100BNは1月3日0800よりモンテパターノに向けて移動を開始する。
(3)BCOは1月2日0800より大隊の先遣としてモンテパターノ近郊へ進出、6号線を確保し主隊の進出に備えよ。
2.(1) BCOは2日1000よりBNの先遣中隊として行動し、モンテパターノ付近の6号線の安全を確保せよ。
(2) 偵察により敵の警戒線を捜索し、障害等を確認せよ。
3.(1)1Pt: 地点SD3521に進出、警戒を実施せよ。
(2) 略
(3) 略
(4) COHQ:地点SD3522付近に本部を開設、大隊との通信を確立した後警戒状況ならびに敵情報について報告を実施せよ。
(5×)EEI
モンテパターノ近郊、並びに6号線上の敵兵力、配置に関する情報、状況を把握し速やかに報告せよ。
4 弾薬
BL分携行
糧食
3食携行(想定)
5 (1)0955以降各隊は、別紙「B中隊系通信網図」に加入
(2)中隊長はCOHQに同行、指揮所に位置する。
上記命令は創作です。 実際の命令に関してはまだ勉強不足で済みませんが、違うと思います。
雰囲気作りの為の素人演出と思って下さい(w
1月2日午前中にメンバーが我が家に集合。
車両移動で「私物演習場」へ。
![新年 私物演習 Vol.1](http://img01.militaryblog.jp/usr/kfir/201201-001.jpg)
![新年 私物演習 Vol.1](http://img01.militaryblog.jp/usr/kfir/201201-003.jpg)
![新年 私物演習 Vol.1](http://img01.militaryblog.jp/usr/kfir/201201-002.jpg)
![新年 私物演習 Vol.1](http://img01.militaryblog.jp/usr/kfir/201201-004.jpg)
装具を調え、昼食に10in1レーションのパーティカルユニット(クラッカー、チョコバー)を支給。
マッシュルームスープとスパムを暖めて喫食。
・口頭命令
1月2日 1200
中隊はこれよりSD3522地点へ進出する。
付近の敵情報について現在得られていないが、十分な警戒を要する。
Sgt.Silver、Pfc.Koda. Pfc.Turumi.の3名は警戒壕を構築し、本部への通信を確立。
爾後、警戒を実施しつつ本部への事象報告、並びに定時報告を実施せよ。
![新年 私物演習 Vol.1](http://img01.militaryblog.jp/usr/kfir/201201-011.jpg)
![新年 私物演習 Vol.1](http://img01.militaryblog.jp/usr/kfir/201201-009.jpg)
![新年 私物演習 Vol.1](http://img01.militaryblog.jp/usr/kfir/201201-008.jpg)
![新年 私物演習 Vol.1](http://img01.militaryblog.jp/usr/kfir/201201-010.jpg)
![新年 私物演習 Vol.1](http://img01.militaryblog.jp/usr/kfir/201201-006.jpg)
![新年 私物演習 Vol.1](http://img01.militaryblog.jp/usr/kfir/201201-005.jpg)
命令下達後、軍曹の指示により前進を開始。
今回の演習では一泊2日に必要な物をすべて携行。
被服は下着、防寒下着、ウールシャツ、トラウザーズ、フィールドジャケットに加え、レインコートを背嚢に、ウールオーバーコートをテントロールにそれぞれ携行しました。
更に、無線機1台と携帯ストーブを携行。
水については各自の水筒のみ。
装備として各自のライフル、銃剣とカートリッジベルト、包帯ケース、スコップに加え、マトック(つるはし)を一本携行。
そして2日分の携帯糧食も背嚢の中へ。
すべでを持ちますと、かなりの重量になりますが、持って行かないと夜が大変なのです。
平地を歩き始めた段階ではそれほどでもなかったのですが、登り勾配に差し掛かると重みがより足に来ます。
うーん。運動不足はいかんですね。
約30分ほどの登坂で演習地に着。
Vol.2へ。
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