2016年06月15日
リエナクト 2016HMVキャンプ Vol.2
毎年恒例となったBCoの5月キャンプ。
今年は滋賀県の余吾で行われたHMV ミリタリービーグルの交流会に合わせて実施致しました。
今回はKP(KitchenPatrol)の紹介をします。
KPとはアメリカ軍における糧食班の事で、歩兵の場合は通常は中隊以上の部隊が編成します。

歩兵中隊におけるKPはT4の調理師2名、T5の調理員2名、及び調理補助の兵が2名で編成されることとなっていますが、あくまで定員の話であり、実際に6名で運用されていた可能性は高くはないと思います。
他に本部にSfc(StaffSergeant)のMessSgt.(糧食下士官)が居ますが、これは調理ではなく、全体的な糧食計画、補給を担当していました。



KPでは通常「ラージウォールテント」と呼ばれる大型テントがKitchenとして使用されますが、我々もまだ所有していないのでM1934ピラミダルテントで代用しています(このような例が無かったわけではありません)
Kitchen内、右奥には3台のM1937フィールドレンジが設置されます。
これも大戦型のフィールドレンジが無いため、戦後型で代用しています。
中央に作業台が設置され、入り口から右側に調理機材が、左側に食材が置かれます。
左奥は水が水缶で置かれました。
フィールドレンジ用の燃料(ガソリン)は天幕内には置きません。




フィールドレンジのエンジンであるM2バーナーは前述の通りガソリンバーナーです。
写真で使用している戦後型はレギュレーターをプレヒートするためのサブバーナーが付いていますが、大戦型には無いため、今回はサブバーナーを使用せずに不完全燃焼のメインバーナーでプレヒートしてみました。
気候的に暖かかったため、意外にすぐに点火できました。



キャンプ初日の夕食はローストチキン。
いつもこのような豪華なメニューが出るわけではありませんが、今回は後方地域での休暇と言う事で贅沢にしてみました。
チキンのソースはコンソメとマーマレードを使用しています。




まだ続きます。
今年は滋賀県の余吾で行われたHMV ミリタリービーグルの交流会に合わせて実施致しました。
今回はKP(KitchenPatrol)の紹介をします。
KPとはアメリカ軍における糧食班の事で、歩兵の場合は通常は中隊以上の部隊が編成します。
歩兵中隊におけるKPはT4の調理師2名、T5の調理員2名、及び調理補助の兵が2名で編成されることとなっていますが、あくまで定員の話であり、実際に6名で運用されていた可能性は高くはないと思います。
他に本部にSfc(StaffSergeant)のMessSgt.(糧食下士官)が居ますが、これは調理ではなく、全体的な糧食計画、補給を担当していました。



KPでは通常「ラージウォールテント」と呼ばれる大型テントがKitchenとして使用されますが、我々もまだ所有していないのでM1934ピラミダルテントで代用しています(このような例が無かったわけではありません)
Kitchen内、右奥には3台のM1937フィールドレンジが設置されます。
これも大戦型のフィールドレンジが無いため、戦後型で代用しています。
中央に作業台が設置され、入り口から右側に調理機材が、左側に食材が置かれます。
左奥は水が水缶で置かれました。
フィールドレンジ用の燃料(ガソリン)は天幕内には置きません。




フィールドレンジのエンジンであるM2バーナーは前述の通りガソリンバーナーです。
写真で使用している戦後型はレギュレーターをプレヒートするためのサブバーナーが付いていますが、大戦型には無いため、今回はサブバーナーを使用せずに不完全燃焼のメインバーナーでプレヒートしてみました。
気候的に暖かかったため、意外にすぐに点火できました。



キャンプ初日の夕食はローストチキン。
いつもこのような豪華なメニューが出るわけではありませんが、今回は後方地域での休暇と言う事で贅沢にしてみました。
チキンのソースはコンソメとマーマレードを使用しています。




まだ続きます。
2025年5月 ReenactmentTraining Vol.3(最終項)
2025年5月 ReenactmentTraining Vol.2
2025年5月 ReenactmentTraining Vol.1
耐寒私物演習2024 Vol.2
耐寒私物演習2024 Vol.1
第106回 ビクトリーショー展示
2025年5月 ReenactmentTraining Vol.2
2025年5月 ReenactmentTraining Vol.1
耐寒私物演習2024 Vol.2
耐寒私物演習2024 Vol.1
第106回 ビクトリーショー展示