2017年07月05日
MVG2017 参加レポート Vol.2
6月16~18日にかけて軽井沢、旧浅間サーキットにて開催されましたミリタリーの祭典、MVG2017に参加してきました。

今回のイベントでの参加レポートはメンバーとして参加してくれたGJ氏のレポートでお送りさせていただきます。
『 1944 6/25 アメリカ陸軍 34師団 442連隊 100大隊 B中隊 Pfc.GJ 』
※時計を所持していなかったので、時間は推定
1944 6/16 イタリア チビタベッキア近郊 後方地域
先日の「サン・ガレーノ高地の戦闘」を終え、ローマ北方にて442連隊と合流すべく待機・準備中
【6/16】天気:快晴
03:00 先日の戦闘を終え、後方地域でのKP(糧食)作業をする為、私は機材が満載されたトラックを運転して夜道を走っていた。流石に今回は先日の様な暗い寒い暑い辛い思いをする事は無いので気楽だなと思いながらハンドルを握る。
05:30 予定の集合地点にて中尉とLava氏と合流し3名で現地へ向かう。

06:00 現地でテントの設営場所を打ち合わせしていると間も無くKP長も到着。配食時の人の流れを考慮しつつ、各テントの設営場所を決め、トラックの荷台から機材を下ろしていく。それにしても凄い機材の量だ。荷卸しだけでも重労働だ。

08:00 荷卸しが完了したら、ラージウォール(KP場)・ピラミダル(中隊本部)・スモールウォール(将校就寝用)・ラージフライ(メスホール食堂)を指定場所に建てる。4人ではかなりの重労働でテント1棟建てる毎に休憩していき、昼前には何とかラージ・ピラミダル・スモールを建てる。途中、ペグの挿し直しが何度かあり今後の挿し直しを減らす為、現状のペグ位置を確認しておく。また休憩の合間に戦争前はデザイナーをやっていたというLava氏が各テントの看板文字「HQ」「KP」「MessHoll」をチョークで芸術的な文字で書いていた。私は横で感嘆な声を漏らしながら眺めていた。



途中、昼食のKレーションを設営途中の中隊本部で頂くが、このレーション、先日の戦闘でも食べた覚えがある。。。「相変わらず乾き物ばっかだな」と皆でブツブツ文句を言いながら梱包されているフィルムを開けていく。何時ものごとく、私はタバコを喫煙者(中尉)に渡し、マッチとペーパーは胸ポケットに仕舞う。

14:00 レーションを片付けたら、最後のテントのラージフライを建てて次は機材の搬入&設置だ。
・ラージウォールの奥にフィールドレンジ2台を水平になるように設置
・ラージフライの下には弾薬箱と天板でメスホール用の机・椅子を配置
・トラッシュ缶3台に水を張りメスホールの横に並べ、中にヒーターを設置し洗浄ラインを配置
・同じくトラッシュ缶1台に水を張りKPテント横に置き、配食前の洗浄場を配置
・ポール3本を組み大型水嚢を掛け中に水を入れ、水汲み場を配置
・ランタンのマントルを交換しガソリンを注油
・フィールドレンジのバーナーと洗浄機ヒーターのタンクにガソリンを注油(バーナーは圧を掛けておく)
・掲示板を組立て設置
・中隊本部内に暖炉(煙突)を組立て設置
・KPの調理台を配置
・糧食の材料数の確認
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思い出しただけでも書き出したが(まだあったと思うが)、よくこれだけの作業を4人で行ったものだと今になって思う。。。正直この時点で大分疲れていたが、へばってはいられない。なんと夕暮れまでに大体を設営し終え、休む間もなく夕食の準備に取り掛かる。


【夕食メニュー:ライス・チキンヘカ・卵】
18:00 湯を沸かす為、フィールドレンジのガスバーナーを点火しなくていけなかったが久々の扱いで操作方法を忘れてしまいKP長の手を借りて点火してもらい、手を煩わせてしまった。その為、ライスを炊く時間が無くなり、急遽ライスからパンへ変更となった。既に時間を大きくロスしたので急ぎ残りの作業をし、何とか初日の配食を行なった。初日とあって、配食数も少なかった。
21:00 この日は軽く調理場を片付けした後、そのまま中隊本部へ。昼間にシェルターハーフ(寝床)を建てる暇が無かった私たちに中尉の配慮で中隊本部で寝ることができた。地面にレインコート・シェルターハーフ・毛布の順に敷きそれらに包まり、ポール・ペグを枕に横になる。昨晩の移動であまり寝てなかったのも相まって21:00ではあったが直ぐに眠りについた。
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レポート2へ続く
今回のイベントでの参加レポートはメンバーとして参加してくれたGJ氏のレポートでお送りさせていただきます。
『 1944 6/25 アメリカ陸軍 34師団 442連隊 100大隊 B中隊 Pfc.GJ 』
※時計を所持していなかったので、時間は推定
1944 6/16 イタリア チビタベッキア近郊 後方地域
先日の「サン・ガレーノ高地の戦闘」を終え、ローマ北方にて442連隊と合流すべく待機・準備中
【6/16】天気:快晴
03:00 先日の戦闘を終え、後方地域でのKP(糧食)作業をする為、私は機材が満載されたトラックを運転して夜道を走っていた。流石に今回は先日の様な暗い寒い暑い辛い思いをする事は無いので気楽だなと思いながらハンドルを握る。
05:30 予定の集合地点にて中尉とLava氏と合流し3名で現地へ向かう。

06:00 現地でテントの設営場所を打ち合わせしていると間も無くKP長も到着。配食時の人の流れを考慮しつつ、各テントの設営場所を決め、トラックの荷台から機材を下ろしていく。それにしても凄い機材の量だ。荷卸しだけでも重労働だ。

08:00 荷卸しが完了したら、ラージウォール(KP場)・ピラミダル(中隊本部)・スモールウォール(将校就寝用)・ラージフライ(メスホール食堂)を指定場所に建てる。4人ではかなりの重労働でテント1棟建てる毎に休憩していき、昼前には何とかラージ・ピラミダル・スモールを建てる。途中、ペグの挿し直しが何度かあり今後の挿し直しを減らす為、現状のペグ位置を確認しておく。また休憩の合間に戦争前はデザイナーをやっていたというLava氏が各テントの看板文字「HQ」「KP」「MessHoll」をチョークで芸術的な文字で書いていた。私は横で感嘆な声を漏らしながら眺めていた。



途中、昼食のKレーションを設営途中の中隊本部で頂くが、このレーション、先日の戦闘でも食べた覚えがある。。。「相変わらず乾き物ばっかだな」と皆でブツブツ文句を言いながら梱包されているフィルムを開けていく。何時ものごとく、私はタバコを喫煙者(中尉)に渡し、マッチとペーパーは胸ポケットに仕舞う。

14:00 レーションを片付けたら、最後のテントのラージフライを建てて次は機材の搬入&設置だ。
・ラージウォールの奥にフィールドレンジ2台を水平になるように設置
・ラージフライの下には弾薬箱と天板でメスホール用の机・椅子を配置
・トラッシュ缶3台に水を張りメスホールの横に並べ、中にヒーターを設置し洗浄ラインを配置
・同じくトラッシュ缶1台に水を張りKPテント横に置き、配食前の洗浄場を配置
・ポール3本を組み大型水嚢を掛け中に水を入れ、水汲み場を配置
・ランタンのマントルを交換しガソリンを注油
・フィールドレンジのバーナーと洗浄機ヒーターのタンクにガソリンを注油(バーナーは圧を掛けておく)
・掲示板を組立て設置
・中隊本部内に暖炉(煙突)を組立て設置
・KPの調理台を配置
・糧食の材料数の確認
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思い出しただけでも書き出したが(まだあったと思うが)、よくこれだけの作業を4人で行ったものだと今になって思う。。。正直この時点で大分疲れていたが、へばってはいられない。なんと夕暮れまでに大体を設営し終え、休む間もなく夕食の準備に取り掛かる。


【夕食メニュー:ライス・チキンヘカ・卵】
18:00 湯を沸かす為、フィールドレンジのガスバーナーを点火しなくていけなかったが久々の扱いで操作方法を忘れてしまいKP長の手を借りて点火してもらい、手を煩わせてしまった。その為、ライスを炊く時間が無くなり、急遽ライスからパンへ変更となった。既に時間を大きくロスしたので急ぎ残りの作業をし、何とか初日の配食を行なった。初日とあって、配食数も少なかった。
21:00 この日は軽く調理場を片付けした後、そのまま中隊本部へ。昼間にシェルターハーフ(寝床)を建てる暇が無かった私たちに中尉の配慮で中隊本部で寝ることができた。地面にレインコート・シェルターハーフ・毛布の順に敷きそれらに包まり、ポール・ペグを枕に横になる。昨晩の移動であまり寝てなかったのも相まって21:00ではあったが直ぐに眠りについた。
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レポート2へ続く
WW2米軍 糧食展示 in 第107回 東京ヴィクトリーショー Vol.2
WW2米軍 糧食展示 in 第107回 東京ヴィクトリーショー Vol.1
耐寒私物演習2024 Vol.2
耐寒私物演習2024 Vol.1
第106回 ビクトリーショー展示
第105回 Vショー展示 Vol.2(最終項)
WW2米軍 糧食展示 in 第107回 東京ヴィクトリーショー Vol.1
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