2016年08月09日
リエナクト CampMcCoy 基礎訓練 Vol.4 「COMBAT11」 最終項
御殿場COMBAT参加レポート最終回です。
M2 60mm迫撃砲の操法訓練を実施しました。
M2 60mm MORTAR 概要
M2 60mm 迫撃砲は、中距離迫撃砲であるM1 81mm迫撃砲と手榴弾との間隙を埋めるために開発された近距離迫撃砲でした。
この迫撃砲はM1 81mm迫撃砲の様に分解搬送する必要が無く、一人で運搬出来る軽迫撃砲であり緊急時は砲身だけでも射撃が可能でした。 また直接照準、間接照準が可能です。
搬送時はM4コリメーター照準器を取り外し、分隊長が携行し、射撃展開時に照準器を取り付けるだけで、設置が容易で迅速な射撃支援が可能でした。
編成・運用
中隊の重火器小隊に3門が配備され、3個の小銃小隊を支援しました。
作戦計画に基づき中隊長の采配により運用され、各小隊に配属し分隊で支援する、
もしくは小隊として中隊全般を支援しました。
重火器小隊の中の迫撃砲班として編成され、3個分隊を編成しています。
1個分隊は5名編成となり分隊長、砲手、副砲手、2名の弾薬手で編成されています。
諸元 性能
口径 60mm(2.36in) 仰角 +40゚~85゚
重量 19.5kg(42lb) 旋回角 7゚
(ベースプレート 12.8lb) 発射速度 18発/分
(バイポット 16.4lb) 最大発射速度 30~35発/分
(チューブ 12.8lb) 初速 158m/秒(518ft/s)
砲身長 726mm(2ft5in)
最大射程 1815m(1985yrd)
最小射程 (about100yrd)
最大有効射程 (about1000yrd)
Ammunition
M29 TP(訓練弾) M49A2 HE(榴弾)
重量 2.01kg(4.43lb) 重量 1.38kg(3.05lb)
射距離 1800m(1969yrd)
殺傷半径 17yrd
M302 WP(白燐発煙弾) M83 ILL(照明弾)
重量 1.86kg(4.10lb) 重量 kg (3.5lb)
射距離 35~1830m(38-2001yrd) 射距離 725~950m(793-1039yrd)
照射距離 300m (984ft)
光度 11000cd
燃焼時間 25秒
迫撃砲弾薬は木製弾薬箱にファイバー(紙筒)製の円筒形コンテナに封入され、
6発が梱包されていました。
構造(M49A2 HE)
弾薬は信管部、弾体、翼部より構成されています。
信管部
M525瞬発式信管
安全ピンを抜き活性化させる。
発射した慣性により撃針が撃発位置にセットされ、着弾の衝撃により点火薬が発火する。
弾体
鋳造製の金属弾体であり、中にはTNTが充填されている。
外装にはリングがあり、発射の膨張によりリングが砲口に密着し、発射ガスを安定させる。
翼部
翼と翼との間には、推進薬である装薬の小袋が一つずつ取り付けられており、射距離に応じて装薬を取り払う。
翼底部にある雷菅が自重により、砲身低部の撃針に当り雷菅が発火。翼筒の穴から装薬に着火し、装薬の燃焼ガスにより砲弾を推進させる。
2日目の昼食はパン、ハッシュドビーフ、パインアップル、アップルジュースでした。
以上で御殿場COMBAT11参加レポートを終わります。
迫撃砲に関しては、サイトのコンテンツにそのうち上げようと思います。
M2 60mm迫撃砲の操法訓練を実施しました。
M2 60mm MORTAR 概要
M2 60mm 迫撃砲は、中距離迫撃砲であるM1 81mm迫撃砲と手榴弾との間隙を埋めるために開発された近距離迫撃砲でした。
この迫撃砲はM1 81mm迫撃砲の様に分解搬送する必要が無く、一人で運搬出来る軽迫撃砲であり緊急時は砲身だけでも射撃が可能でした。 また直接照準、間接照準が可能です。
搬送時はM4コリメーター照準器を取り外し、分隊長が携行し、射撃展開時に照準器を取り付けるだけで、設置が容易で迅速な射撃支援が可能でした。
編成・運用
中隊の重火器小隊に3門が配備され、3個の小銃小隊を支援しました。
作戦計画に基づき中隊長の采配により運用され、各小隊に配属し分隊で支援する、
もしくは小隊として中隊全般を支援しました。
重火器小隊の中の迫撃砲班として編成され、3個分隊を編成しています。
1個分隊は5名編成となり分隊長、砲手、副砲手、2名の弾薬手で編成されています。
諸元 性能
口径 60mm(2.36in) 仰角 +40゚~85゚
重量 19.5kg(42lb) 旋回角 7゚
(ベースプレート 12.8lb) 発射速度 18発/分
(バイポット 16.4lb) 最大発射速度 30~35発/分
(チューブ 12.8lb) 初速 158m/秒(518ft/s)
砲身長 726mm(2ft5in)
最大射程 1815m(1985yrd)
最小射程 (about100yrd)
最大有効射程 (about1000yrd)
Ammunition
M29 TP(訓練弾) M49A2 HE(榴弾)
重量 2.01kg(4.43lb) 重量 1.38kg(3.05lb)
射距離 1800m(1969yrd)
殺傷半径 17yrd
M302 WP(白燐発煙弾) M83 ILL(照明弾)
重量 1.86kg(4.10lb) 重量 kg (3.5lb)
射距離 35~1830m(38-2001yrd) 射距離 725~950m(793-1039yrd)
照射距離 300m (984ft)
光度 11000cd
燃焼時間 25秒
迫撃砲弾薬は木製弾薬箱にファイバー(紙筒)製の円筒形コンテナに封入され、
6発が梱包されていました。
構造(M49A2 HE)
弾薬は信管部、弾体、翼部より構成されています。
信管部
M525瞬発式信管
安全ピンを抜き活性化させる。
発射した慣性により撃針が撃発位置にセットされ、着弾の衝撃により点火薬が発火する。
弾体
鋳造製の金属弾体であり、中にはTNTが充填されている。
外装にはリングがあり、発射の膨張によりリングが砲口に密着し、発射ガスを安定させる。
翼部
翼と翼との間には、推進薬である装薬の小袋が一つずつ取り付けられており、射距離に応じて装薬を取り払う。
翼底部にある雷菅が自重により、砲身低部の撃針に当り雷菅が発火。翼筒の穴から装薬に着火し、装薬の燃焼ガスにより砲弾を推進させる。
2日目の昼食はパン、ハッシュドビーフ、パインアップル、アップルジュースでした。
以上で御殿場COMBAT11参加レポートを終わります。
迫撃砲に関しては、サイトのコンテンツにそのうち上げようと思います。
2025年 BCo主催 新年会について。
2025年 B Co新年会のお知らせ
BCo 2022サマートレーニング Vol.3(最終稿)
BCo 2022サマートレーニング Vol.2
BCo 2022サマートレーニング Vol.1
BCo野営訓練 火器小隊迫撃砲班 Vol.2 レーション・生活編
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気泡流れで照準失敗の刑で分解搬送でよく走らされました(T . T)
コメントありがとうございます。
実は迫撃砲に関してはまだ訓練がきちんとできておらず、写真には間違いもあるかと思います。
まずは米軍の教範を訳し、きちんと理解してから習熟に努めて行きたいと思います。
照準器はおっしゃる通り81mmと共用ですね。
剽悍をまだ入手しておらず。。。
60mmは射距離が短いので剽悍をあまり使用しない、と聞いた事もあるのですが、迫撃砲に関しては正規の教育を受けたメンバーが居ないため、まだ進んでいません。
81mmで分解搬送走ると地獄でしょうね。
今後、機会を付作って訓練していく予定です。
またご意見等いただければ幸いです。